シャラポワ 決勝でストレート負け

女子ダブルス部門で、ナデジダ・ペトロワとマリヤ・キリレンコ組が優勝した=GettyImages/Fotobank撮影

女子ダブルス部門で、ナデジダ・ペトロワとマリヤ・キリレンコ組が優勝した=GettyImages/Fotobank撮影

セリーナ・ウィリアムズは、またもや女子テニス界に敵なしということを証明した。トルコで開催されているWTAツアー選手権の決勝戦で、ウィリアムズはマリヤ・シャラポワに圧勝した。それでも、WTAの女子ダブルスで、ナデジダ・ペトロワとマリヤ・キリレンコ組が優勝したため、ロシアのファンは喜んでいる。ロシアのペアがWTAツアー選手権で優勝したのは初めてのことだ。

シャラポワは、ウィリアムズと同様、グループ予選を負けなしで突破した後、準決勝ではビクトリア・アザレンコを勢い良く打ち負かし、そのまま優勝まで突き進むかのように見えた。この大会のアザレンコの主要な課題は、シーズン締めくくりのランキングで1位を獲得することだったため、それが達成されて力が少し抜けたようだ。

またもセリーナ・ウィリアムズの壁

ウィリアムズの勢いは衰える気配が見られなかった。シャラポワはこれまでウィリアムズにあまり勝てず、これまでの11回の対戦の中で、2004年に2回勝利したのみだった。2005年から2012年までの8回の対戦では、3セットしか取れていない。

ちなみに、アザレンコはウィリアムズと11回対戦して、1回しか勝利していない。つまり、2012年10月29日時点で世界ランキング1位(アザレンコ)と2位(シャラポワ)の選手が、ウィリアムズと20回以上対戦していながら、合わせて3回しか勝てていないのだ。

この決勝戦で緊迫した場面は、シャラポワのサービスゲームにしかなかった。第2セットの第9ゲームで、シャラポワはいくつかミスをしたため、ウィリアムズは2本のマッチポイントを握り、最初のリターン・エースで優勝を決めて、賞金175万ドルを手にした。ウィリアムズにとって、これはWTAツアーの年間最終戦で、2001年、2009年に続く3度目の優勝となる。シャラポワは準優勝で賞金89万ドルを受け取った。

“純ロシアペア”がWTAツアーで初優勝 

ロシアのファンにとっては残念な結果となったが、他の喜びがある。この大会の女子ダブルス部門で、ナデジダ・ペトロワとマリヤ・キリレンコ組が優勝したのだ(彼女らのほかに世界の最強ペアが4組参加した)。準決勝でイタリアのサラ・エラーニとロベルタ・ビンチ組を1-6、6-3、10-4で下して決勝戦に進み、チェコのアンドレア・フラヴァチコヴァとルツィエ・フラデツカ組に6-1、6-4で勝利してタイトルを獲得し、37万5000ドルを手にした。

これはロシアのペアとしては初めての優勝である。これまでロシアのテニス選手が参加したペアでは、アンナ・クルニコワが1999年と2000年、エレーナ・デメンティエワが2002年、ペトロワが2004年に優勝しているが、組んだ相手はすべて外国人選手だった。

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