メドヴェージェフ首相は又「タバコ税値上げにより、追加的な歳入が生じ、それによって、禁煙希望者支援プログラムを初めとした保健関連予算を増やすことができる」と指摘し、次のように続けた―
「ロシアは世界のタバコ市場で、中国に続き第2位を占める喫煙国だ。ロシアのタバコ市場を分け合っているのは4つの巨大外国企業で、それらは皆、1990年代初めにロシアに入ってきた。
タバコ企業は、広告やデザインにお金をかけ、所謂女性向の軽いタバコを生産し、何よりもまず女性そして、残念ながら子供達に対する売り上げを倍増させた。1992年から2010年までの間に、女性の喫煙者の数は、統計によれば、7%から22%と3倍に増えた。
大都市では、女性の3人に一人が、タバコを吸っており、喫煙開始年齢は、1993年以降、15歳から11歳にまで低下した。 ロシアではおよそ4400万人、つまり3人に一人が毎日、タバコを吸っている。」
(「ロシアの声」より転載)
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