モスクワで18トンの援助物資が集まる

洪水被災者の救援ボランティア =AFP/EastNews通信撮影

洪水被災者の救援ボランティア =AFP/EastNews通信撮影

ロシア南部のクラスノダール地方で、今月6日から7日にかけての深夜に洪水が発生し、7000戸以上が浸水、3万人以上が住まいを失ったが、政府だけでなく、一般市民も自ら短時間で、市内数箇所に援助物資を集める場所を設けている。モスクワ市社会福祉局長ウラジーミル・ペトロシャン氏によると、衣類、毛布、医療品などの援助物資は10日までに18トンに達している。

ウラジーミル・プチコフ非常事態相は、あと必要なのは、ペットボトル入り飲料水と子供のおもちゃくらいで、他の物は足りていると言う。

「チョコレートは暑さで溶けてしまうので、キャンディー、キャラメル、乾燥果物などを買い込みましました。被災者に缶詰以外の物も召し上がって少しでも喜んでいただきたいです」と、ボランティアの一人は語る。

援助物資は8日から自然に集まり始めた。その集配場所の一つは、モスクワ大学のある雀が丘にできた。市社会福祉局の管轄下にある122の社会福祉センターもそれぞれ、集配場所を開設した。

モスクワ以外でも、ロシア南部を中心に全国各地で援助物資が集められ、被災地にはもう400トンが届けられた。 

赤十字社のウラル・スベルドロフスク支部のドミトリー・ベルシーニン支部長は、「まだ夕方まで間があるのにもう30人以上のボランティアが来ています。会社が終わる6時頃をすぎると、もっとたくさんやって来て、みんな自分の力の及ぶ範囲で助けてくれます。ある議員は石鹸を10箱寄付してくれましたし、暑い中市電に乗って、子供用品を一袋持ってきてくれたおばあさんもいます」。

*ロシア通信、コムソモリスカヤ・プラウダ紙、タス通信の資料を一部引用。