人気ブロガーは日本語教師

ウリヤナ・キム氏=PressPhoto撮影

ウリヤナ・キム氏=PressPhoto撮影

サンクトペテルブルク国立大学東洋学部出身のウリヤナ・キムさん( 22 )は、2011年初めにファッションブログを立ち上げた。それ以来、人生は劇的に変化し、学生から母校の教員となり、自身のブログは多数の読者を惹きつけた。ウリヤナさんに二足のわらじを履くライフスタイルについて聞いた。

日本語を学ぶことにした理由は?

 言語に興味があり、朝鮮語か日本語を選ぼうと思っていました。入学した年は朝鮮科の募集がなかったので、こうなった次第です。

大学で日本語を教 えることになった経 緯は?

 講座の先生から私に話があり、有り難くお受けしました。学士や修士といった若い世代の方も教えています。

どんな授業を行っていますか? 

 去年は文法、今年は会話を教えています。日本語は難しいですが、他の言語と同様に習得できます。一番の壁は漢字を覚えること。それには自習と毎日の暗記が必要です。 

日本語習得でレベルアップのコツは?

 よく本を読みます。一息で読める星新一のショートショートが好きですね。もっと時間があった頃には『花より男子』といった若者向けの日本の連続テレビドラマも観ていました。

ファッションにつ いてのブログを立ち 上げたきっかけは?

 今はフォト・ビデオ・コンテンツを担当している彼氏の影響ですね。ファッションブログというよりは、身の回りで起こっていることをつづるライフスタイルブログといったところです。 

ロシアのブランドは日本市場で評価されるでしょうか?

 日本にないようなロシアのブランドにはポテンシャルを感じます。日本人は自分にとって何か新しいものを絶えず探し求めますから。たとえば、伝統的なロシアのニット製品は人気がありますよ。

好きなデザイナーは?

 ロシア人ならブランドが商業的に成功している数少ないデザイナーの一人、アレクサンドル・チェーレホフ。日本人なら、もちろん『コム・デ・ギャルソン』と『アタッチメント』。

どうやったら二足 のわらじが履けるの ですか? 

今のうちにあれもこれもやってしまいたいんです。時間を節約し、今取り組んでいることに専念するようにしています。眠るのは休日でもできます。


ウリヤナ・キムさんが日本語を学び、現在は日本語を後輩学生に教えているサンクトペテルブルク国立大学東洋学部の校舎

=Lori/LegionMedia撮影