革命は政治・経済だけでなく生活・社会・文化のすべての領域を巻き込み、その波は芸術にも及んだ。後にロシア・アヴァンギャルドと呼ばれるようになる革命芸術運動を牽引していた一人のロトチェンコは、立体、建築、インテリア、家具、グラフィック、写真の分野と、次々と様々な領域に踏み込んで挑戦した。それ等全てが実験精神に満ち溢れていて、なかでも、ロシア革命前後から1920年代後半までの短い間に、ロトチェンコが手がけた、斬新で大胆なグラフィックの数々、1924年から撮り始めた「遠近短縮法」と呼ばれるロトチェンコ独自の写真の世界をご覧いただくことができる。
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
Tel: 03-3571-5206
11:00a.m.-7:00p.m.(土曜日は6:00p.m.まで)日曜・祝日休館
入場無料
開催期間
2012年03月02日(金)~03月27日(火)
本展は、アレクサンドル・ロトチェンコのお孫さんにあたるアレクサンドル・ラヴレンチェフ氏の貴重な収蔵作品から、グラフィックの原画、印刷されたグラフィック、広告ポスター、コラージュ、写真など、グラフィックデザインと写真、計157点に焦点を当て、20世紀のデザイン史に最も影響を与えたロトチェンコの本質に迫る。
ギャラリートーク
■2012年3月16日(金)6:30-8:00p.m. 出演:矢萩喜從郎 会場:DNP銀座ビル3F ※申込み開始までしばらくお待ちください
お問い合わせ
ギンザ・グラフィック・ギャラリー 担当:柳本 Tel.03-3571-5206
公式サイトhttp://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000572
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