フョードル・エメリヤーエンコ、大晦日に日本の石井慧と対戦

フョードル・エメリヤーエンコ =AP Photo撮影

フョードル・エメリヤーエンコ =AP Photo撮影

フョードル・エメリヤーエンコの次の対戦相手は、日本の元オリンピック柔道・金メダリストの石井慧だ。対戦は12月31日、さいたまスーパーアリーナで行われる。

 M1グローバル社とドリームが主催するこの対戦は、日本の格闘技イベント「元気ですか!! 大晦日!!2011」のメインイベントとして行われる。

 フョードル・エメリヤネンコにとって、クレムリンの大時計を聞きながらでなく、格闘技の試合で新年を迎えるのは、めずらしいことではない。大晦日の試合は6度目だ。今年も12月31日に「最後の皇帝」エメリヤネンコはリングに登る。

 11月20日、エメリヤネンコはモスクワで行われたジェフ・モンソン(米国)との対戦で勝利を収めた。今年の試合3連敗をはねのけての勝利だ。この試合後にエメリヤネンコは、元の階級に戻るつもりだと述べ、ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)との雪辱戦の機会が来るのを、今か今かと待ち受けていると語った。交渉は進んでおり、来年、モスクワで試合が行われる可能性も浮上してきた。

 石井慧は24歳。身長181センチ、体重93キロ。2008年北京五輪の柔道100キロ超級チャンピオンだ。2009年に総合格闘技にデビューし、現在まで6戦4勝。デビュー戦は吉田秀彦(やはりオリンピック金メダリスト)に判定負けを喫したが、その後4試合連続で勝利し、9月14日のパウロ・フィリオ(ブラジル)との対戦は引き分けだった。

 「ロシア-2」テレビチャンネルがすでに放送権を獲得しており、エメリヤネンコと石井の対戦は生中継で放映される。

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