日本がクリルでの昆布漁に9050万円

Shutterstock/Legion-Media
 日本は、クリル諸島(千島列島)周辺での昆布の漁業権の取得に、9050万円を支払う。ロシア連邦漁業庁がこれを伝えている。この時、漁獲量は3892トン以下、同時に操業できる日本の漁船は240隻以下。

 これらの数字は、モスクワで開催された、ロシア漁業庁と北海道漁業協同組合連合会の年次会合で、定められた。日本の船員は、小クリル列島(小千島列島)の一部であるシグナリヌイ島(貝殻島)の太平洋ソビエツキー海峡(珸瑶瑁海峡)で、昆布漁を行う。漁の許可期間は今年6月1日~9月30日だと、「インテルファクス」通信は伝えている。

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 漁業領域の海藻類の保全、研究活動への技術協力として、日本側はロシアの機関に350万円の設備を無償で提供する。

 日本から支払われた資金は、ロシア連邦大統領令にしたがい、南クリル諸島(「北方4島」)の具体的なプロジェクトへの融資に使われると、ロシア漁業庁は伝えている。

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