村には1500人が住んでいるが、そこに暮らすすべての人々が心からこの地を愛している。村には、ホテル、レストラン、商店など、18世紀から19世紀に建てられた建築物が今も素晴らしい状態で保存されている。
ヴャツコエには古い時代の雰囲気を模して作られた薬局や郵便局がある。ここで働く店員やスタッフは皆、「歴史的な」制服に身を包んで出勤している。
また、村にはユニークな生活文化博物館があり、かなり珍しい品々を目にすることができる。たとえば、「台所用品博物館」には、ロシア帝国時代に使われていた卵茹で器やトースターが、また「時代の音」博物館では、古い時代の手回しオルガンや蓄音機が展示されている。
なお、ヴャツコエは、40以上の居住区で構成されるロシアのもっとも美しい村協会に加盟している。