1703年以来雨が降っている
サンクトペテルブルクに関する最大の神話の一つが、サンクトペテルブルクは沼の上に立っているというものである。しかし実際には、沼は街の一部にしかなく、ヨーロッパの技師たちは18世紀後半に土壌を強化した。
それでも、この沼に関するミームは今でもたびたび登場している。
沼とは別に、サンクトペテルブルクは陰鬱なお天気で有名である。サンクトペテルブルクではしょっちゅう雨が降り、晴れの日は、年間、平均62日しかない。
サンクトペテルブルクの3つの名前
サンクトペテルブルクは3度、その名を変えた。最初はピョートル大帝の守護天使である使徒ペテロにちなんで、サンクトペテルブルクと名付けられたが、1914年の第一次世界大戦時、ニコライ2世は反ドイツ感情の波を受けて、ペトログラードと改称した。そして革命後の1924年、ボリシェヴィキたちは街の名をレニングラードと改めた。街が最初の名前に戻されたのは199年のことである。
ロシアの文化首都
サンクトペテルブルクはロシアの「文化首都」と言われている。なぜなら街には、数えきれないほどの博物館、美術館、公園、大学があるからだ。そこで、地元の人々なら誰でも、どんな職業の人であっても、詩や文学について何時間でも話すことができる。