サンクトペテルブルクのもっとも美しい建物15選(写真特集)

Nikolay Gyngazov/Global Look Press
 北の都を美しく飾る素晴らしい建物

1. 冬宮殿                     

 このようなリストに冬宮殿が含まれていないなんて想像もできない。冬宮殿はロシアの皇帝たちの主要な王宮であった。バロック建築のこの宮殿はエカテリーナ2世の時代に建設が始まり、のちに歴代皇帝の宮殿の一つとなった。18世紀から19世紀と同じように、今なおその壮大さと豪華さで人々に感銘を与えている。現在、宮殿はサンクトペテルブルク、そしてロシア最大の美術館であるエルミタージュ美術館の本館となっている。 

住所:Dvortzovaya ploshad’, 2

2. “シンガー”ビル

 ネフスキー大通りとグリボエードフ運河が交差するところにある建物は、20世紀初頭に建てられた「シンガー株式会社ロシア支社」である。モデルン建築の印象的な正面玄関はペテルブルクのメインストリートでもっとも素晴らしいものの一つである。現在、1階と2階は書店「ドーム・クニーギ」となっており、3階から7階にはさまざまなオフィスが入っている。 

住所:Nevskiiy prospekt, 28

3.「エリセーエフ兄弟」商会 

 1903年、この建物は当時、もっとも豪奢なものの一つとされた。ステンドグラスと彫刻を持つ巨大なアーチ型の玄関を特徴とするモデルン建築は、商会のすべての富を見せつけ、有名な商人エリセーエフ兄弟の商品に目を向けさせるものであった。当時と変わらず、現在も中には食料品を扱う商業施設が置かれている。

住所:Nevskiiy prospekt, 56

4. カザン聖堂

 聖堂のデザインは、ローマのサン・ピエトロ大聖堂にインスピレーションを受けて製作された。もともと、この聖堂はロシア正教の総本山となるはずであった。建設は1801年に開始されたが、1812年に開戦した祖国戦争によって、計画には変更が加えられた。当時の人々にとって、聖堂は対仏戦争の勝利を連想するものであった。主な戦利品は他でもないこの聖堂に持ち込まれ、ロシア軍のミハイル・クトゥーゾフ総司令官は死後、この聖堂に安置された。

住所:Kazanskaya ploshad’, 2 

5. ペテルゴフ宮殿                           

 サンクトペテルブルク近郊のロマノフ家の夏の宮殿に優雅なバロックスタイルの宮殿を建設したのは、イタリア系ロシア人建築家のバルトロメオ・ラストレッリであった。ラストレッリは冬宮殿を設計したことでも知られる。第二次世界大戦中、宮殿はペテルゴフのすべての建物とともにナチスドイツに占領され、後には爆撃によって破壊された。その再現工事は現在も続いている。 

住所:Razvodnaya, 2

6. 血の上の救世主教会 

 ロシア様式で建てられた美しい教会はモスクワの聖ワシリー大聖堂と間違えられることが多いが、実は血の上の教会の建設が始まったのは、聖ワシリー大聖堂が建てられてから3世紀も後の1883年である。アレクサンドル2世が瀕死の重傷を負ったその場所に建てられてた。建設には24年が費やされた。建設がこれほどまで長期にわたったのは、教会内には、きわめて複雑な装飾であるモザイクが7,065平米にわたって施されていたためである。 

住所:Naberejnaya kanala Griboedova, 2

7. イオフの住宅               

 有名な「5つの隅を持つ塔」は1913年に建てられた。最初は商人ラピンが所有していたが、後に裕福な商人シネール・イオフに売却された。この建物で、彼はアンティーク家具の販売を行っていた。さらに、「5つの隅」の家は常にペテルブルクのインテリ層の間で広く知られていた。この家には有名な作家コルネイ・チュコフスキーの娘、リディヤが住んでいた。リディヤの元には女流詩人のアンナ・アフマートワが度々訪れていた。 

住所:Rubinsiteina, 40

8. 聖イサーク大聖堂 

 大聖堂の建設はニコライ1世が率いた。というのも、これは、「ロシア帝国におけるロシア正教の総本山」を作るという次なる試みであった。建設は1858年に終了した。聖イサーク大聖堂の巨大な列柱からはペテルブルクでもっとも素晴らしいパノラマが広がる。 

住所:Isaakievskaya ploshad’, 4

9. デミドフ家の屋敷 

 聖イサーク大聖堂の近くにある古い屋敷は、長い歴史を持つ裕福な企業家デミドフ家の古い屋敷である。一族はピョートル大帝の時代から続いていたもので、その屋敷は当時としては群を抜いた富を誇っていた。屋敷は正面玄関を飾るアトラスとカリティアードで知られる。建物は長期にわたり放置されていたが、再び入館が可能となった。 

住所:Bol’shaya morskaya, 43 

 

10. エカテリーナ宮殿

 ピョートル1世の妻の命によって建てられたもう一つの夏の宮殿。娘、エリザヴェータの時代に完成した。他でもないこの宮殿にあったのが床から天井まで琥珀で飾られた琥珀の間。この琥珀の間は第二次世界大戦時に消失した。

住所:Sadovaya, 7 (プーシキン市)

 

11. 旧海軍省 

 船で飾られた尖塔はサンクトペテルブルクのシンボルの1つである。ピョートル1世時代、ここには北方戦争のときに造船所を守った本物の要塞があった。現在、ネヴァ川岸にある旧海軍省にはロシア海軍司令部が設置されている。

住所:Admiralteiskiiy proezd, 1

 

12. スモーリヌィ修道院 

 87年もの歳月をかけて建設された。途中、いくつかの戦争と財政難により、建設が中断された。エカテリーナ2世は修道院内に貴族女子学院を開設したが、修道女らには教育事業を行っていく能力がなく、女帝は修道院には未来がないことを認めることとなった。現在、建物の中にはサンクトペテルブルク大学のいくつかの学科など、さまざまな施設が入っている。

住所:Ploshad’ Rastrelli, 1

 

13. ペトロパヴロフスク要塞

 建設が開始されたのは1703年、サンクトペテルブルクが開基された日である。ロシア建築の記念碑でもある要塞は、現在に至るまで、文化遺産とされている。建設されてから今日に至るまで、軍事目的で使用されたことは一度もない。

住所:Zayachiiy ostrov, Petropavlovskaya krepost’, 3

 

14. ヴィテプスク駅 

 サンクトペテルブルクはもちろん、ロシア最古の鉄道駅である。1837年にこの駅から初めて運行された列車にはニコライ1世が乗り込んだ。駅には大階段を持つ巨大なホールとステンドグラス、列柱など、洗練された帝国的な要素が備わっている。

住所:Zagorodniiy prospekt, 52

 

15. ラフタ・センター

 近代建築の傑作の一つであるビジネス複合施設ラフタ・センターはフィンランド湾岸に立っている。高さは462メートルに達し、ロシア、ひいてはヨーロッパでもっとも高いビルであり、世界でも16番目に高い建物となっている。

住所:Paradnaya, 1

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