モスクワを楽しむ5つのエキゾチックな方法

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ロシア・ビヨンド
 クラッシュ・ルームから戦車の試乗まで―モスクワ旅行を絶対に忘れられないものにするいくつかの変わった方法。

1. 怒りをぶつける

 ストレスを感じているあなた。モスクワにあるクラッシュ・ルームでは、自分の中にある「サイコ」的な部分を解き放ち、好きなだけものを壊したり、心の中で思っていることを大声で叫んだりすることができる。「デボッシュ」クラッシュ・ルームは、食器やビデオテープからコンピューターや机まで揃えたお好みの部屋を用意してくれる。さらに雰囲気を出すために、好きな曲をオーダーすることもできる。

 2. 五感を試す

 モスクワではもっと奇妙な体験もできる。視覚を遮断し、他の感覚を研ぎすますのである。「モルペウス」という没入型ゲームや「V Temnote?」(「暗闇の中で」)という真っ暗闇のレストランで、新しい感覚を体験することが出来るのである。「モルペウス」は臆病な人には向かない(妊婦は参加禁止)が、暗闇で食事をすることは、初心者でもスリルを得ることが出来る。また、眼の見えない人が他の感覚のみでどのように暮らしているかを教えてくれる博物館「A Walk in the Dark」(「暗闇中の散歩」)を訪れるのも良い。

 3. アイス・バーで一杯飲む

 屋外の寒さがまだまだ物足りないというあなた。モスクワにはすべて氷で作られた場所がいくつかある。その一つが、モスクワシティーのIce Bar 2.0は、ヨーロッパでもっとも高い354メートルの高さに位置するアイス・バーだ。内部は常にマイナス15度に保たれ、ここでウォッカとキャビアをオーダーし、毛皮のコートを着れば究極のステレオタイプのロシアを体験できる。

 4. レーニンの遺体に会いに行く

 ソ連共産主義の父(もしくは、レーニンおじいさんとも呼ばれる)は未だにモスクワのど真ん中に横たわっており、毎年何千人もの人を魅きつけている。レーニンの遺体を見るというのは、素晴らしい機会であるが、それでもやはり賛否あり、ボリシェヴィキ革命のリーダーのミイラをそろそろきちんと葬るべきではないかという熱い議論が持ち上がっている。 入場は無料です。

5.戦車を操縦する

 もっとロシアっぽい体験をしたいというあなた。本物の戦車を操縦するなんてどう?パーティーや家族の祝いごとの既成概念にとらわれないなら、刺激的な週末を送る一つの方法である。たとえば、「Tank Marshrut」という会社は、森の中を操縦する(かなり実際の戦争中のように)だけでなく、モスクワや郊外にあるレストランにも戦車を運んでくれる。

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