サンクトペテルブルクでもっとも有名な観光名所の一つである聖イサアク大聖堂の円柱は、高さ43㍍から歴史的な中心部を一望することができる場所である。
入場券を買ったら、高さのある螺旋階段を登る心の準備を整えよう。階段は562段。展望台からは金箔の星で飾られた独特な赤い丸屋根がついたトロイツェ・イズマイロフスキー聖堂が見える他、南東の方向には、まるで手の平の上に置かれたようにカザン聖堂、ネフスキー大通り、スモーリヌィ聖堂、九電広場、ペトロパヴロフスク要塞などの歴史的な中心部を見渡すことができる。
住所:St Isaac's Square, 4
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もう一つ人気の展望台がペトロパヴロフスク要塞の鐘楼にある。18世紀に作られたものである。かつてこの展望台は戦略的な監視ポイントとして使われていた。
現在、ここからはペトログラード側とワシリエフスキー島のパノラマ、そしてドヴォルツォーヴァヤ河岸通りとアドミラルテイスカヤ河岸通りが広がる。
展望台には散策ルート「ネフスカヤ・パノラマ」が作られている。展望台はそれほど高くはないものの、そこからはワシリエフスキー島のストレルカ岬、聖イサアク大聖堂、旧海軍省、エルミタージュの建物、トロイツキー橋、ドヴォルツォーヴィ橋が見える。
住所:Peter and Paul Fortress, 3
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街でもっとも高い、50㍍の高さの市の展望台はスモーリヌィ聖堂にある。ここからはネヴァ川、スモーリヌィ修道院の建築物、また川の反対側にはニエンシャンツ要塞の発掘物まで目にすることができる。おまけに階段を登っている途中で、バロック音楽を聴くことができる。
住所: Ploshchad' Rastrelli, 1
まったく合法的に、まったく安全に屋根の上からペテルブルグを眺めることが出来るのが街でもっとも賑やかな通りであるリゴフスキー大通りにあるロフト・プロジェクト「エタジー」の展望スペース「屋根」である。ここからはウラジーミル聖堂と聖イサアク大聖堂の丸屋根を眺めることができる。
住所:LigovskyAve, 74
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夏のシーズン、マリインスキー劇場2の敷地内で公演される舞台のチケットを買うと、上演の1時間前に、建物の屋根の上にある展望台に登ることができる。開かれたテラスからはサンクトペテルブルクの歴史的中心部と劇場広場とニコリスキー聖堂を細かいところまで見ることができる。
住所: Ulitsa Dekabristov, 34
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