1.シヴェルチ山(カムチャツカ半島)
シヴェルチ山からちょうど47キロ離れたクリュチ通りは、2013年の夏に火山が噴火した際、今のポンペイのように赤い灰に覆われた(幸運にも負傷者は出なかった)。
2.ベズィミャンヌィ(カムチャツカ半島)
ベズィミャンヌィ(名前のない)山は数百年ごとに噴火するが、噴火したときには壊滅的な結果を生む。1956年に噴火したときには火山灰の柱が高さ35キロ以上にまで上り、直径1.3キロの馬蹄形のクレーターができた。
3.サリチェフ・ピーク(クリル諸島)
マトゥア島(松輪島)は異なる時代に、日本軍とロシア軍が基地として使用していた。幸い、2009年に噴火したときには島にはすでに人は住んでいなかった。
4.クリュチェフスカヤ山(カムチャツカ半島)
高さ4,754メートルの欧亜でもっとも高い活火山。通常は4~5年に一度噴火するが、科学者らは近年、活動が活発化していると警告している。
5.カリムスキー山(カムチャツカ半島)
1996年にこの火山が溶岩を噴出したとき、強烈な爆風がカリムスコエ湖周辺の生物をすべて消滅させた。
6.エベコ山(クリル諸島)
1859年にエベコ山が噴火したとき、北クリル諸島の多くの島が硫黄分を含んだ蒸気に覆われた。その結果、住民は頭痛や吐き気に悩まされた。
7.キジメン山(カムチャツカ半島)
キジメン山が2009年に噴火したときには、ロシアで最も古い自然保護区の一つであるクロノツキー自然保護区(10,990平米)のほとんどの地域が火山灰に覆われるほど勢いが強かった。
8.シナルカ山(クリル諸島)
この火山は今では噴火の恐れはないが、1872年には大量の火山灰と溶岩を噴出して、近くのアイヌ村を全滅させた。