2018年FIFA W杯の観戦に来るサッカーファンの誰もがトライすべき料理10選

 FIFA W杯サッカーを見るためロシアを訪れる予定があるという方、ロシア訪問中にぜひこれらの料理を試してほしい。

1ペリメニ

 おそらく皆さん名前は聞いたことがあるだろう。ペリメニとは、挽肉の小さな塊を生地に包んで塩水で茹で上げたものである。ラビオリに似てると思われるかもしれないが、ロシア人にはそうは言わない方がよい。ロシアでは詰め物に玉ねぎを加えたり、時には氷を砕いて入れることさえある。そしてその作り方は家庭により異なる。詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

 

2.ピロシキ

 まず甘いものを食べるのか、塩味のものを食べるのかを決めよう。決められないという場合は、キャベツ入り、お米と卵入り、ひき肉入りと言った塩味のものを試して、それからりんごとベリーが入った甘いものを試してみよう。ダイエットに向いているもの?そんなものは聞いたことがない。キャベツ入りの大きなピロシキは“クレビャカ”という名前だということは覚えておいた方がよい。

 

3.ブリヌィ

 詰め物が入った薄いパンケーキ、ブリヌィもぜひ試してもらいたい。中でもおいしいのは、サーモンやキャビアやひき肉が入ったもの。家庭で作られたものが一番おいしいのは言うまでもないが、レストランのものも悪くはない。

 

4.ボルシチ

 東スラヴの食卓でもっとも一般的なスープ。ビーツが使われているため鮮やかな赤ワイン色をしている。ビーツが好きではないという方も一度、パンプーシカと一緒に試してもらいたい。パンプーシカとはニンニクがすり込まれ、小さなパンである。またボルシチは家庭やレストランによって、ショットグラスのウォトカと一緒に出されることもある。

 

5シチー

 ロシア人はビーツに加え、キャベツも大好きである。キャベツは冬に備えてニンジンやクランベリーと一緒に漬け込む。それはレストランではサラダとして供されている。一方、キャベツ入りのスープはシチーと言われ、とても栄養がありヘルシーである。

 

6.ウハー

 真の男のための魚のスープ。多くのロシア人は夏に釣りに行くのを愛してやまず、冬でも行きたがる人が多い。ウハーは焚き火で料理され、ウォトカと食するのが常だが、大きな都市ではレストランのメニューにもなっている。

 

7ロシアのサラダ:オリヴィエと「毛皮のコートを着たニシン」

 マヨネーズたっぷりのサラダを食べるのを忘れたとしたら、W杯のチケットを無駄に買ったのも同然だ。とりわけオリヴィエサラダはぜひとも試してもらいたい。これはロシアの代表的なサラダで、“ドクターのソーセージ”、えんどう豆、ピクルス、ジャガイモ、ニンジンが入ったものだ。残念ながら、帝政時代のオリジナルレシピで作られた蟹とキャビア入りのオリヴィエサラダを食べられるレストランを見つけるのは容易ではない。

 魚がお好みという方には、「毛皮のコートを着たニシン」がオススメ。これは多層作りのサラダで、材料はオリヴィエとほぼ同じだが、えんどう豆が入っておらず、ソーセージの代わりにニシンが入っているのが違いである。普通はお正月に作られるものだが、夏にも供されることも多い。

 

8ホロジェッツ

 外国人でこれが好きだという人は少ないが、それがなぜかはよく分からない。ホロジェッツとは肉片が入った煮こごりで、ほかほかのジャガイモとディルと一緒に食べるととてもおいしい。ぜひ一度お試しあれ。友達に話したくなること請け合いだ。

 

9クワス

 クワスはパンから作られる飲み物で、喉の渇きをとても癒してくれる。ただし少量のアルコール分が含まれていることを忘れないように。他の場所ではとても味わえない飲み物である。

 

10.発酵乳製品

 ケフィールリャージェンカは牛乳を発酵させて作ったもので、胃腸にとてもよい。ケフィールはすこし酸味があり、リャージェンカはキャラメルの風味がする。どちらも寝る前に飲むと、朝起きた時にとても爽快で、食欲も増進され、さらなるグルメの旅を続けることができるだろう。

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