ロシアへようこそ:この夏見逃せない大イベント

Legion Media
 休暇中に見逃すべきでない祭りや劇場公演、最も胸躍るスポーツ大会(FIFAワールドカップを除く)を一挙にご紹介。

音楽:ボリューム・アップ!

ウサジバ・ジャズ、モスクワ(6月2日、3日)

 モスクワで最大かつ最も長い歴史を持つこのジャズの祭典は、ロシア国内外のミュージシャンが一堂に会する場である。アルハンゲリスコエ邸宅の素晴らしい建築物に囲まれながら、アーティストやデザイナー、レストランのオーナー、詩人が大衆の前で商売に励む。

 

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野生のミント、トゥーラ69日~11

 民族音楽をテーマにしたロシアの野外フェスティバル、ジカヤ・ミャタ(野生のミント)は今年で10回目のイベントだ。今年6月の開催地はトゥーラ州のブヌィレヴォ村で、ブレインストーム、アニマル・ジャズ、ブラボーなどのバンドが出演予定だ。

 

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ステレオレト、サンクトペテルブルク(6月10日、11日)

 サンクトペテルブルクのアートプレイ・デザインセンターで行われるこの祭りは、これで17回目の開催となる。今年の観客はミルキー・チャンスとフランツ・フェルディナンドの素晴らしい音楽を楽しむことができる。

 

パーク・ライブ、モスクワ(7月27日~29日)

 デーヴィッド・グエッタやゴリラズ、マッシヴ・アタックといった有名アーティストたちと出会えるチャンスだ。ゴーリキー公園での忘れがたい三夜をぜひ!

 

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食:グルメの旅

モスクワ四季祭(7月20日~8月5日)

 2012年にクリスマス・フェアとして始まったモスコフスキエ・ゼゾヌィ(モスクワの四季)は、今日ではロシアの首都で一年にわたって開かれる一連の都会イベントとなっている。ロシア国内外の手作りジャムや蜂蜜を堪能し、体験教室や街頭演劇、その他多くの屋台を楽しむことができる。

 

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ああ、そうだ! 食べ物だ! モスクワ(8月11日、12日)

 夏最大のグルメの祭典、オー、ダー! イェダー!(ああ、そうだ、食べ物だ!)が、夏の間ロシア各地で開かれる。モスクワでは、人生最大のピクニックを満喫できるクラスナヤ・プレスニャ公園をチェックしておこう。

 

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スポーツ誰にとっても究極

シベリア・ハーフマラソン、オムスク84

 旅行者よ、走れ! 最初にシベリア・マラソンが行われたのは1990年で、それ以後、毎年夏に現地住民と世界中から集まる人々がオムスクで自己ベストの記録を出そうと精を出す。皆さん、長距離走の準備は良いですか?

 

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気球杯、プスコフ(6月10日~16日)

 国際気球大会はプスコフ州(ロシア西部)のヴェリキエ・ルキ市で毎年開催されている。たくさんの気球が空に一斉に浮かぶ様子はまさに唯一無二の光景で、パイロットたちは、さまざまな課題をこなしながら、自分たちの腕前を披露する。

 

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戦車バイアスロン、モスクワ(7月28日~8月11日)

 ロシアでは戦車さえバイアスロンをする。通常のバイアスロン同様、このイベントの要点はレースと射撃だが、ただし競技者はアスリートたちではなく、世界中から集まる戦車の乗員たちだ。競技には高速走行と射撃、地雷原横断、アサルトコースでの操縦が含まれる。

 

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パフォーマンス:演劇から最大規模の卒業舞踏会まで

ディアギレフ祭、ペルミ(6月14日~24日) 

 セルゲイ・ディアギレフは学校時代をペルミで過ごした。国際ディアギレフ祭は2003年からこの街で開かれており、演劇界の傑出した興行主が育んだ伝統の発展を目的としている。この夏はペルミ・オペラとバレー・シアターが、ロシア、フランス、ベルギー、ドイツのアーティストたちの出演する演劇を公開する。

 

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サバントゥイ民族祭、カザン(夏)

 タタール人やバシキール人が愛するこの祭りの日程は不定だ。伝統的には、このイベントは春の農作業の終わりを祝うものである。このお祝いでは、さまざまな舞台での曲や踊り、スポーツ、愉快な競技、そして贈り物の交換を楽しむことができる。開催日程は晩春に公式に発表される。

 

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深紅の帆、サンクトペテルブルク(6月23日、24日)

 サンクトペテルブルクは、卒業生のためにこれほど大規模な式典を開催する世界で唯一の街だ。生演奏の音楽、花火、深紅の帆を掲げた象徴的な船の素晴らしい光景は、若い卒業生だけでなく、観客全員にとって一生の思い出となる。忘れがたい夜を迎える心の準備を。

 

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展覧会:休暇の文化的なひと時

ライデン・コレクションの傑作、プーシキン美術館、モスクワ(3月28日~6月27日)

 プーシキン美術館が、17世紀のオランダ絵画の主要な個人収集家であるトーマス・カプラン夫妻のコレクションの展覧会を開催する。来館者は、レンブラントやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ヘラルト・ドウの名画を鑑賞できる。

 

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イリヤとエミリア・カバコフ夫妻、エルミタージュ、サンクトペテルブルク(4月21日~7月29日)

 イリヤ・カバコフはモスクワ・コンセプチュアリズムの代表者だ。この大規模な企画はエルミタージュとトレチャコフ美術館、テート・ギャラリーの協力の賜物で、展示品にはロシア、ヨーロッパ、アメリカの美術館や個人収集家が所蔵する作品が含まれる。

 

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無限の耳、ガラージュ美術館(6月12日~9月2日)

 アーティストたちが、耳が聞こえないことに対する社会の理解と、複数の次元から成るロシア文化史との間のさまざまなつながりを探求した。この展覧会では、タレク・アトゥイが手掛けた楽器の展示、アリソン・オダニエルの彫刻のプロジェクト、『チューバ泥棒』と題された動画の連作を目にすることができる。

 

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