サンクトの親子で楽しめるスポットTOP10

アレクセイ・ダニチェフ撮影/RIA Novosti
 サンクトペテルブルクの最も有名な美術館エルミタージュは、見ていてとても楽しい。だが隣で子どもがつまらなそうにしていたら、楽しさも半減してしまう。世界最大のプラネタリウムからロシア最古のサーカスまで、サンクトペテルブルクの親子で喜びを共有できる場所を、「ロシア・ビヨンド」が10ヶ所選んだ。 

水族館でサメやアカエイを見学

 水族館「プラネタ・ネプトゥン(惑星・海王星)」は巨大な海の博物館。生きた”展示品”がたくさん。ピラニアやウツボがエサを食べる様子や、アザラシ、アカエイ、サメの元気いっぱいのショーを見ることができる。大人も子どももワクワクできる場所だ。おもしろいプログラムを見逃さないように、公式ウェブサイトでスケジュールを事前に確認しておこう。

公式ウェブサイト

児童鉄道に乗る

 ソ連時代の1932年にモスクワで開業した、世界初のとても珍しい児童鉄道である。子どもが鉄道に関連するさまざまな職業について学ぶことのできる一種の教育機関で、旧ソ連全域にたくさんの児童鉄道がある。ロシアだけでもその数20ヶ所以上。中でも近代的なのは、サンクトペテルブルク南部の児童鉄道。地元の子どもたちが機関士や車掌になって働いている、小さな列車に乗ることができる。始発駅はモロジョジナヤ駅。終着駅はプーシキン地区のツァールスコエ・セロー駅。プーシキン地区は、ロシアの偉大な詩人アレクサンドル・プーシキンが若い時に暮らした歴史的な場所。この鉄道が運営されるのは夏季のみなので注意。ウェブサイトはひんぱんに更新されているわけではないので、事前に電子メールや電話で問い合わせをした方がいい。

公式ウェブサイト(ロシア語) 

遊園地でアトラクションに乗る

 子どもたちがもっと活発で楽しいことを求めているなら、クレストフスキー島(十字架島)のディヴォ島はぴったりの場所。楽しい活動やアトラクションが多々ある巨大な屋外スペースでは、子どもが思う存分エネルギーを使うことができる。遊園地は子どもだけの場所ではない。極限の乗り物に乗っている若者や大人も、お腹の底から叫び声を上げている。入場には家族チケットがおすすめ。

公式ウェブサイト(ロシア語)

イルカと一緒に泳ぐ

 「ディヴォ島」の近くには、「ドルフィナリウム」というイルカ、セイウチ、トドなどの興奮のショーを見ることのできる場所がある。また、イルカと1対1で遊ぶことのできるプールもある。ここでは「イルカ・セラピー」というリラクゼーション・プログラムもあり、保護者も子どもたちと一緒に参加できるできる。

公式ウェブサイト(ロシア語)

 サンクトペテルブルク南部には、もう一ヶ所、海洋動物のショーを行っているイルカ水族館がある。

公式ウェブサイト(ロシア語)

遊びながら科学を学ぶ

 好奇心旺盛な子どもに、どうやって自然の基本的な摂理を説明したらよいのだろうか。インタラクティブなおもしろ科学館「ラビリントウム」には、わかりやすい物理学、生物学、化学の法則の技術展示品がたくさん。楽しいゲームを通じて、科学の法則を説明している。子どもたちは自分の手で竜巻をつくったり、鏡の迷路を歩いたりできる。

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伝説の巡洋艦で水兵の気分

 ロシアの歴史的な巡洋艦「アヴローラ」は永久係留され、博物館になっている。アヴローラに乗った子どもの誰もが、艦長の気分を味わえる。アヴローラは、日露戦争、第一次世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦で活躍し、ロシア海軍の重要なシンボルとなった。最近、歴史的外観が復元され、たくさんのおもしろい展示物が置かれた。

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サーカスのショーを見る

 「ボリショイ・サンクトペテルブルク国立サーカス」は、ロシア初のサーカス。1877年、イタリア人のサーカス芸人ガエターノ・シニゼッリによって創設された。シニゼッリ・サーカスと呼ばれており、指導者は有名。主に動物の調教に力を入れている。動物のショーに子どもたちは魅了される。とても良い場所である。

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巨大スケールのロシア模型で学ぶ

 インタラクティブな博物館「グランド・マケト・ロシア」は、1/87の縮尺のロシア。サンクトペテルブルクで老若男女に大人気の場所。保護者と子どもは、世界最大の国の最小の地域や隠れた地域について学ぶことができる。ここはロシア最大、そしてドイツ・ハンブルグの「ミニチュアワンダーランド」に続く世界で二番目に大きな模型型テーマパークである。

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世界最大のプラネタリウムを見る

 今年11月にオープンしたばかりの世界最大のプラネタリウム。老若男女が一緒に星を見上げたり、驚きの宇宙ショーに参加したり、インタラクティブな仮想現実ホールに入ったり、宇宙の教育授業を受けたりできる。オープンしたてでまだ試験運営期間中であるため、事前にスケジュールを確認した方がいい。

公式ウェブサイトspb.kassir.ru

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