ウラジオストク
=びたりー・アンコフ/ロシア通信この新たな措置は、近く上院(連邦会議)でも支持されると、極東開発省は確信している。法案は、プーチン大統領が署名した後で発効することになる。
法案によれば、外国人は電子ビザで極東の5つの地域を訪問することができるようになる。その際、外国人旅行者は、ロシアに入国する予定の日付の4日前に、インターネットの特別なサイトで申請書を提出しなければならない。
極東開発省の伝えるところによると、ビザは無料で、申請した時点から30日間有効。8日間以下の滞在が許可される。
「ビジネスビザ、観光ビザあるいは人道目的の渡航用のシングルビザが、自由港のある5つの地域――すなわち沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州、チュクチ自治管区、カムチャッカ地方――のいずれに対しても申請できる。上記のロシア連邦領内に、外国人は8日間にわたって滞在することができ、入国した地域の中のみを移動することができる」。下院の国家建設・法律制定委員会のパーヴェル・クラシェニンニコフ委員長はこのように説明した。
法案は、9月6日~7日にウラジオストクで行われる東方経済フォーラムを前に採択された。この新たな措置は、極東への観光客の数を増やし、ビジネスを活性化させることを目的としている。これにより投資家は、この地域を訪問するのが容易になる。
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