モスクワの「ゴーリキー記念文化と休息の中央公園」は、アトラクションを備えたソ連で初めての公園だった。オープンは1928年。
一風変わったアトラクションの1つが、40㍍の高さからパラシュートでジャンプするというもの。パラシュートは鋼鉄のワイヤーロープで繋がれていた。
パラシュートタワーからは、専用のマットに乗って螺旋状の通路を滑り降りる遊び方もあった。タワーは1950年代に解体されている。
食後にはおススメできないタイプのアトラクションだ。「遠心機」は傾斜つきで回転する遊具で、刺激を求める客に好まれた。このタイプのアトラクションは1970年代に登場し、似たようなアトラクションがソビエト全国にあったことからも、人気のほどがうかがえる。
このコズミックなアトラクションは10年近くかけてゴーリキー公園に建設された。その形状から、「サトゥルヌ(土星)」とも通称された。スプートニク(衛星)はそれぞれ反対方向に回転するので、過酷な平衡感覚テストにはもってこいだった。
「車輪」ないし「先輪」と呼ばれたアトラクションは、複雑な軌道のメリーゴーラウンドだ。座席付きの4つの大車輪は周回しながら、それぞれも回転する。
ひょっとして宇宙飛行士養成用?このアトラクションは1970年代にソ連に登場した。カプセル型のキャビンは予想外の方向にループしながら回転するので、相当に勇気ある者だけが挑戦できた。
1950年代中頃にソ連の遊園地に登場したブランコの一種。一方に2人乗りの飛行機型の座席が、もう1方に釣合いを取るための錘があり、水平軸上で回転する。
何の変哲もない大きな箱…のように見えて、実はソ連のアトラクションの中でも最も印象的な1つだ。ベンチに座ったまま、垂直方向に360度回転していると想像してみてほしい。だが実は回転しているのはベンチではなく、部屋なのだ。錯覚に過ぎないのだが、驚くほど効果のある仕掛けだったのだ。
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