ソ連の反アルコールポスター=
アーカイブ写真2009年の調査では、酒を一切飲まない人は25%であった。短い期間で割合が大きく増えている。飲むと回答した人は59%。だがその大半が1ヶ月に数回飲む程度だと答えている。ひんぱんに飲んでいると回答した人の44%は、ここ1年で飲む量を減らした。以前よりもたくさん飲むようになったと答えた人はわずか4%だった。
ウォッカの消費が減少していることは、以前から明らかになっていた。「ロシア連邦大統領付属経済・国務アカデミー(RANEPA)」のアレクサンドラ・ブルジャク上級研究員は昨年、こう話していた。「ウォッカの販売は激減している。前年同期比で13.4%減。売上高の減少は2015年に起こっていた。2014年と比べて12.6%減だった」
ロシア連邦保健・社会開発省のヴェロニカ・スクヴォルツォワ大臣は昨年、ロシア人の平均余命が71.2歳に上昇し、その要因の一つが「健康的なライフスタイルへの変化、喫煙量、アルコール消費量の減少」であると報告していた。
資料:「全ロシア世論調査センター(VTsIOM)」
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