建造には500社以上の企業が参加した。また、この砕氷船のために、新たに76種類の装置と150種類の設備が生み出された。
1960年、「レーニン」は、北極海航路への航海を開始した。約30年間におよぶ運航で、65万4千海里(1海里は1852m)を航行し、そのうち56万海里は氷の中にあって、3741隻の船舶を先導した。
1961年10月17日、レーニン号から初めて、極地研究ステーションが流氷上に設置された。それまでは、もっぱら航空機によって設置されており、それははるかに困難だった。
レーニン号は、強力な原子炉だけでなく、船員にとっての快適さで優れていた。船内にはシネマルーム、図書室、ミュージックラウンジ、サウナがあった。
1989年、この砕氷船は、ムルマンスクに恒久的に係留された。現在は、博物館および映画のロケ地になっている。
最も興味深いコンテンツを見逃さないでおきたい方は、さまざまなプラットフォームで、ロシア・ビヨンドの情報を入手していただけます:
- ロシア・ビヨンドのテレグラム・チャンネルのフォローをお勧めします>>>
- ロシア・ビヨンドの週刊ニュースレターに登録していただくと、最近のコンテンツから厳選した話題を見逃すことなくチェックすることができます。ぜひご登録ください!>>>
- VK(ロシア最大のSNS)にロシア・ビヨンドが登場!今すぐフォローして、ロシアについて新しいことをどんどん学びましょう!>>>