日本人初の民間人として、国際宇宙ステーションへの滞在を目指している前澤友作氏と、同乗して撮影を担当する平野陽三氏、スタートトゥデイのPRマネージャーである小木曽詢氏が、星の町にある宇宙飛行士養成センター博物館と赤の広場を訪れ、設計士のセルゲイ・コロリョフと宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンの墓に花を献げた。ロスコスモスのプレス部が明らかにした。
日本の宇宙旅行者たちは、船長を務めるアレクサンドル・ミスルキン、アレクサンドル・スクヴォルツォフ飛行士らとともに、長年にわたるロシアの伝統に倣い、宇宙飛行士養成センター内にあるユーリー・ガガーリンの執務室を訪ね、芳名録に名前を残した。また出発前の伝統に従い、メンバーたちは国際宇宙飛行の展示室で記念撮影を行った。
この後、第20次国際宇宙ステーション訪問クルーらは、クレムリンの壁に埋葬された宇宙船とロケットの主要な設計士セルゲイ・コロリョフと人類初の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリンの墓に献花を行い、モスクワにあるコロリョフ博物館を訪問した。
前澤氏らが乗り込む宇宙船「ソユーズMS–20」は12月8日に予定されている。クルーらは12日間、宇宙に滞在する。