おそらく、ロシア風のカラーリングがなされた米国のF-16戦闘機や、尾翼に赤い星が描かれた米国のF-18 戦闘機を見たことはあるだろう。
周知のように、こうしたことは通常はアグレッサー部隊と呼ばれる飛行隊で行われる。敵機に見立てた戦闘機を使って、空軍パイロットの戦闘訓練を行うためだ。
自衛隊にも独自のアグレッサー部隊がある。こちらがその画像だ。
F-15C #Eagle assigned to 65th Agressor Squadron in camouflage scheme identical to Russian SU-27 #Flanker. #Aggressors mimic as enemy aircraft and deploy tactics similar to what adversary will throw at you in real combat. pic.twitter.com/q7MqBTVlYZ
— ST⚡️ (@Thunder07101) May 16, 2020
新田原(にゅうたばる)基地の飛行教育航空隊のF-15DJ。米国のアグレッサー部隊の場合と同様、ロシアのスホイ戦闘機に似せるため、しばしば青いカラーリングが用いられる。
飛行教育航空隊のF-15DJ
Public DomainF-15(かつて同飛行隊は三菱T-2戦闘機を用いていた)に用いられるその他のカラーリングに、米軍が攻撃機に採用しているパターンの一つ、「シベリア」がある。
さまざまな「ロシア風」のカラーリングを施された米国製のF-15戦闘機は、最新のスホイ戦闘機には劣るものの、なかなか美しいものだ。
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