COVID-19ワクチン「スプートニクV」:ランセット誌の論文で分かったこと(要約)

テック
エカテリーナ・シネリシチコワ
 世界で初めて承認されたロシアのワクチン「スプートニクV」についての実験結果が権威ある学術誌に掲載された。新たに分かったことをお話ししよう。

 ロシアの新型コロナウイルス・ワクチン「スプートニクV」を開発したガマレヤ研究所が、臨床試験の第一段階と第二段階の結果を、最も権威ある医学雑誌の一つ、ランセット誌で発表した。実験の技術的な詳細が世界中に公開され、結論の正しさと実験の安全性をある程度評価できるようになった。この論文は、他の学術論文同様、学者の査読を経ている。論文の結論について要約しよう。

 詳しくはこちら:ロシアで開発された複数のCOVID-19ワクチン:その違いと安全性について

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