ロシアがバイコヌール基地から日本の衛星5基を打ち上げる

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ロシア・ビヨンド
 日本の人工衛星5基が、2020年4月以降にバイコヌール宇宙基地から「ソユーズ2」ロケットで軌道上に打ち上げられることになった。ロスコスモスのウェブサイト上で発表された。

 ロスコスモスの発表によれば、打ち上げられるのは「GRUS」衛星4基と「GRUS-1E」衛星一基だ。 

 衛星はロケットで高度600キロメートルの太陽同期軌道に投入される予定である。

 以前は衛星3基の打ち上げが伝えられていたが、ロスコスモスの情報では、「AxelGlobeグループの衛星の数は[打ち上げ後]5基に増える」という。

 ロスコスモス関係者の話では、これは「日本を含む中緯度・高緯度地域の特定領域のほぼ毎日の観測を保証する地球画像収集に際して、プラットフォームの可能性を格段に拡げることになるだろう」という。将来的にはさまざまなアプリケーションの開発を加速させることになる。