航空ショーMAKS-2019のハイライト(写真特集)

Marina Lystseva/TASS
今年、ロシアは初の中距離旅客機を披露したほか、第5世代戦闘機を(なんと!)NATOに供給する計画を公表した。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とともに、ロシアの最新第5世代ジェット戦闘機、Su-57を試した。両首脳はこの戦闘機をアンカラが購入する可能性についても協議した。トルコはNATO加盟国だ。

 このジェット戦闘機は、現在最も優れた米国の戦闘機、F-22「ラプター」とF-35「ライトニングII」に対抗するべく開発された。Su-57には、ロシアの最新兵器を搭載し、最新のジェット戦闘機テクノロジーが応用されている。このため、同機は空中を時速最大2000キロメートルで飛行できる。

 だが、露土両国は今後詳細を詰めていく必要があり、まだ正式な契約は交わしていない。

ヘリコプター「アンサト」

 アウルス社がデザインした車室を持つ新時代の軽ヘリコプター「アンサト」。重さは約1.3㌧で、ビジネスクラスの顧客向けに開発された。巡航速度は時速240キロメートルで、一度の給油で520キロメートルの距離を飛行できる。上昇限界高度は、貨物の量に左右されるが、概ね6000㍍だ。

軽ヘリコプター「アンサト」の客室。

 カスタマイズされたヘリコプターの客室は、個人用照明、空調システム、バー、テーブルなど、プレミアムクラスに不可欠な要素をすべて備えている。

アウルス

 ロシアの自動車メーカー、アウルスは、近年ロシア大統領にロールスロイスやベントレーに匹敵する高級車を供給し始めた会社だ。同社の車の一つが、MAKS-2019航空ショーで公開された。この高級車は全長5.63㍍、全幅2.2㍍と大型だ。動力は598馬力の4.4㍑・ガソリンエンジンである。追加の62馬力の電気エンジンが加速力を補強している。

国産中距離旅客機、MS-21-300

 ロシアは、163~211人の乗客を乗せて最大で6000キロメートルの距離を飛行できる国産中距離旅客機、MS-21-300を披露した。ソ連崩壊後のロシアで製造されたものとしては初の中距離旅客機だ

 同機には大きな期待が乗せられている。それには相応のわけがある。

 顧客のさまざまな要望や要求に合わせられるよう、同機は国家間航空委員会の最高クラスの基準に則って作られている。例えば、各航空会社の要望に応じて飛行機内部を改造できるよう、機体の直径が拡げられている。

Bentley Ultra Tank

 ロシア人ユーチューバーのAcademeG氏は、ベントレー・コンチネンタルをキャタピラに載せ、雪の多い荒野を贅沢に乗り回す「完璧」な解決策を提案した。少なくともマッドマックスはこの車を誇りにするだろう。

ロシア初の無人航空機(UAV)、「オホートニク-M」(「ハンター」)モデル

 これはロシア初の無人航空機(UAV)の一つで、第5世代戦闘機用に設計された兵器を搭載することができる。公開されたモデルは、「オホートニク-M」(「ハンター」)と呼ばれている。

 重さは約20㌧で、最高速度は時速1000キロメートルだ(ほぼ音速に等しい)。

 この無人機は、人工知能を搭載しているため、かなり自律性が高い。

Su-30SMジェット戦闘機、曲芸飛行チーム「ルースキエ・ヴィーチャズィ」(「ロシアの勇者ら」)

 世界初の曲芸飛行チーム「ルースキエ・ヴィーチャズィ」(「ロシアの勇者ら」)が、MAKS-2019航空ショーで空中曲芸を披露している。空中で急な減速、狭い範囲での旋回、急な加速を行い、世界中から集まった観客や高官らを楽しませた。

空中での操作性の高さを見せつけた2機のSu-30SMジェット戦闘機

 2機のSu-30SMジェット戦闘機が空中での操作性の高さを見せつけた。

 空対空ミサイルと空対地ミサイルを搭載したロシアのジェット戦闘機は、どの国の軍にとっても、値段に見合う買い物となるはずだ。

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