ベトナム革命を指導したホー・チ・ミン(1890-1969)。
Getty Imagesベトナムで学者の特別グループが編成され、1969年に永久保存された ホー・チ・ミン初代ベトナム民主共和国主席の遺体の保存に当たる。グループにはロシアの専門家4人が加わる。ロイター通信が伝えた。
ホー・チ・ミンの遺体の腐敗を食い止め、長年にわたり適切な状態に保つために、このグループは計画を立て、科学的方法を探っていくことになる。
ソ連時代には、中国、北朝鮮、ベトナムは、指導者を死後埋葬せず、レーニン廟の遺体保存を担当する研究室に援助を求めた。ソ連は、ホー・チ・ミンの遺体保存のため、独自の化学混合物をベトナムに送っていた。しかし、1991年のソ連崩壊の後は、ロシアはその物質の代金を請求し始めた。
永久保存(エンバーミング)されたホー・チ・ミンの遺体は、ホー・チ・ミン廟に安置されている。廟の建設はソ連の建築家ガロリド・イサコヴィチが指揮した。
毎年、多数の観光客がホー・チ・ミン廟を訪れている。
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