ロシアのIT開発者がドストエフスキーやモナ・リザの肖像画に息を吹き込む

Cornell University/Egor Zakharov, Aliaksandra Shysheya, Egor Burkov, Victor Lempitsky
 新しい情報処理システムが、絵画や写真のモデルを動かせたり、話させたり、微笑ませたりする。

 サムスンとスコルコヴォ・リサーチセンターで働くロシアのIT開発者のグループが、ハリーポッターの絵のように、写真や肖像画を動かすことができる新技術を発表した。この技術を使うと静止画を動画に変換することができるのである。ついに、モナ・リザが謎の微笑みで感情を隠そうとしている一方、実際どのように感じているのかを知ることができるのである。

 しかし、どのようにして?開発者グループのリーダーである、エゴール・ザハロフは、このアルゴリズムあるいは、情報処理システムは、膨大な量の人々の写真を「学習」するのだと説明する。すべての写真が特別な「マスク」を持っていて、顔の輪郭や基本的な表情がそれに記されるようにプログラムされている。十分な量のサンプルが得られると、情報処理システムがそれをもとに模擬的な表情を作れるようになり、どんな肖像画にも当てはめることができるのだという。

 ちょっと気味が悪い感があるが、「言葉を話している」顔は、その肖像画に描かれている人そのものに見える。―フョードル・ドストエフスキーそのものである。

 しかし、このような技術が「進化」すると、ふらちな使い方もされるようになる。SamMobileのサイトによると、万が一このアルゴリズムが進化して悪い奴らの手にかかると、「個人やコミュニティを破壊」しかねない動画を捏造されてしまうかもしれない。

 しかし、この種のリスクは、おそらく、技術が発達するときには常について回るものなのだろう。

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