2018年の「非致死性拳銃」トップ5(写真特集)

テック
イーゴリ・ロジン
 武器市場には、毎年新しい「非致死性」の銃が現れる。こうした武器は、自分や近しい人々を守り、かつ刑務所へ行かずに済む手段となり得る。この記事では、店舗で購入できる最新のロシア製・外国製の非致死性拳銃のうち、最も優れた5つを取り上げる。

オサー4-2

 このロシア製の4連銃身の怪物は、武器市場で最も強力な非致死性拳銃の一つだ。この拳銃用に、催涙弾、信号弾、ゴム弾、発光音響弾、閃光弾の5種類の弾薬が開発されている。各弾丸の直径は15.5ミリに達する。 この銃は新世代の非致死性武器に分類される。レーザーポインター、握り心地の良い新しいグリップ、改変された操作基板を備えている。

Т-15F

 これは武器市場で最も多く出回っている非致死性拳銃の一つだ。スロバキアのグランド・パワー社が製造している。 この銃の使用実包は、.45ACPだ。各弾丸の速度は秒速150~180メートルに達する。マガジンの装弾数は10発である。

ターミネーター

 これは装弾数4発の非致死性「ショットガン」だ。重量は約1.7キログラムで、長さは490ミリメートルである。威力は致死性の銃に匹敵し、弾丸の威力は90ジュールにもなる。

フランス製「セーフゴム」

 これはフランスの兵器メーカーの新製品で、口径は11.43ミリメートル。使用者によれば、このリボルバーは非常に握りやすいグリップを備えているが、市場で流通しているライバル製品と比べると弾薬の威力はかなり劣るという。射撃初心者の護身用に向いている。

ネオ

 これは非致死性拳銃オサーの技術を継承した発展版モデルだ。使用実包は15×40ミリメートル。複合材料と金属でできている。威力が増した一方、射撃の反動は小さくなっている。 オサーと同様に、ネオには銃身上の古典的な照準器に加えて、レーザーポインターが装備されている。