ロシア最大のテクノロジー企業で、以前はおもにソフトウェア開発を行っていたヤンデックスが、この度、初の機器を創った――ロシア初のスピーカーで、(機能という点では)Google HomeやAmazon Echo、あるいは、Apple HomePodに近い。
「Yandex Stationは、あなたの毎日のルーティンを手助けします。高品質で音楽を演奏し、映画を見つけて再生してくれます」と公式サイトでは言っている。Yandex Stationはすでに予約可能。立方体のStationには、50WのダイナミクスとAIアシスタントのAlice(SiriやAlexaと同じ機能)が装備されている。
開発責任者のコンスタンチン・クルグロフが、ヤンデックスの会議の間に強調していたのは、Yandex Stationは、HDMI端子がついた唯一のホームスピーカーで、そのため、テレビと接続して音声認識で映画やショーを再生できるということだ。「Yandex Station」は一台あたり1万ルーブル前後(約1万7千円)の価格を見込んでおり、サービスの提供は、Ivi.ruやAmediateka、Kinopoisk.ru(ロシアの映画やシリーズものを合法的に視聴できるサービス)を利用する。さらに、Yandex Musicはすでにインストール済みだ。
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