戦闘ロボットが5月9日の戦勝記念パレードに初参加

Uranus-6

Uranus-6

パーヴェル・ゲラシモフ/Sputnik
 ロシア製戦闘ロボットのUranus-6とUranus-9が、赤の広場で行われる、5月9日の戦勝記念パレードで初めて行進する。ロボットは既にリハーサルでテスト済みだ。

 Uranus-6は、都市、森林、山岳地帯などで地雷除去を行う装甲車両だ。このロボットには、4台のビデオカメラ、交換可能な「トローラー」と機械式グリップが装備されているほか、さまざまな種類の地雷を探知できる技術がインストールされている。

 ロボットの重量は6トン強で、最大1キロ離れた場所から遠隔操作が可能だ。1台のロボットで20人分の工兵の作業を行える。

Uranus-9

  その“兄弟” Uranus-9は、偵察と歩兵支援のために設計されている。この10トンの“金属製の獣”は、30ミリの自動砲、マシンガンにくわえ、光学、レーザー、赤外線チャンネルを備えたマルチチャンネル・ガイダンスシステムで武装している。ロボットは、擬似ランダム周波数チューニングを用いて、無線チャネルを介して遠隔制御される。

Uranus-9

  今年ロシアは、最新の装甲戦闘車両(戦車支援戦闘車)「Terminator-2」(BMPT-72)、北極圏仕様の防空ミサイル・システム「トールM2DT」、第5世代戦闘機「Su-57」をはじめとした新兵器を公開する予定だ。

もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる