「ロシア・ベンチャー会社」主催のアクセラレータ「ジェネレーションS」で、35のスタートアップが150以上のパートナーから投資を受けた。その中にはSAP、IBM、サムスン、マイクロソフト、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ズベルバンク・テフノロギー、科学生産合同体「サトゥルン」などの多くの国内外の企業が名を連ねる。
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グランプリの約14万2000ドル(約1704万円)を3件の受賞プロジェクトがわけた。1位は頭頸部癌および子宮頸癌治療のための遺伝子治療抗癌剤「アンチオンコRAN-M」。
2位はクラウド・アプリケーションを通じたキック・スクーターのレンタル・ステーションの新コンセプト「サモカト・シェアリング・システム」。来年にもモスクワ、パリ、ブリュッセルでネットワークがたちあげられる。
3位は作動中のタービン・ブレードの状態を制御するためのソフトウェア・ハードウェア複合体「トゥルボディアグノスティカ」。
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「ジェネレーションSは今年、ロシアの大手企業と密接に協力しながら実施された。企業は自社の革新開発のニーズをふまえつつ、プロジェクトの選考、審査、アクセラレーションに直接的に関与した。ジェネレーションS-2015大会には過去最高の14ヶ国2566件の応募があった。企業アクセラレータでの集中トレーニング・プログラムを受けたのは、多段階審査の結果選ばれた141のスタートアップ」と、ジェネレーションSの運営統括で「ロシア・ベンチャー会社」取締役のグリナラ・ビックロワ氏が話した。
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