三井物産がカープライスに出資

 三井物産がインターネット・ライブオークションの「カープライス」社の日本現地法人に出資した。同法人の株25%を取得したと、ロシアの経済紙「コメルサント」が、カープライス社の共同保有者である、Almaz Capital Partners社のイリーナ・ゴリャチェワ・モスクワ事務所長の話として伝えた。

 コメルサント紙によると、取引額は「数億円」の規模。三井物産は対露投資では、日本企業としてはもっとも大きく、その最大のプロジェクトは「サハリン2」だ。このプロジェクトの枠内で、ロシア初の液化天然ガス(LNG)生産工場が稼働した。

 そのほか三井物産は、ロシアの電子決済代行最大手QIWI社にも出資している。同社は、自動車関連その他に対しサービスを行っている。さらに物産は現在、ロシアの製薬会社「Rファーム」の株10%を買収することを計画している。

もっと読む:ロシアのITビジネスモデル 日本に参入>>

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる