国後-色丹間でヘリ定期便就航へ

 国後島と色丹島の間で、ヘリコプター便が年内にも運航開始する。サハリン州行政府がこれを伝えている。

 「国後-色丹路線の旅客ヘリコプター第1便は、すべての組織的問題を解決した後の12月上旬にも飛行すると考えている」と、サハリン州交通・道路管理課のセルゲイ・サドヴニコフ課長代理は、サハリンとクリル諸島の連絡輸送改善作業会合で話した

 ヘリコプターは国後島の「メンデレーエヴォ」空港から週2便運航する。路線についてもさらなる確認が行われる可能性もあり、例えば、気象条件や乗客のニーズに応じて、択捉島まで飛行することになるかもしれないと、サハリン州行政府は伝えている。ヘリコプター便は、航空会社「アヴロラ」のクリル諸島発の航空便と連動することになる。

 色丹島の住民は、最近行われたサハリン州のオレグ・コジェミャコ知事との対話で、他の島など、より広い土地から切り離されている問題を改めて提起した。今日、色丹島からの移動手段は、国後島行きまたはサハリン島のコルサコフ港行きの船便しかない。この領域の気象条件は厳しく、また乗船希望者も多いことから、船での移動も難しくなっている。

 

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