ダリヤ・クリシナ=
ロイター通信クリシナの五輪出場を許可しないことが12日、「国際陸上競技連盟(IAAF)」によって決定され、本人が「スポーツ仲裁裁判所(CAS)」に提訴。申し立てを認める判決が下された。
CASの発表によると、7月18日づけのリチャード・マクラーレン氏を委員長とする「世界反ドーピング機関(WADA)」特別委員会の報告に、新たな情報が加えられたという。
「これにもとづき、IAAF反ドーピング委員会は、クリシナがマクラーレン報告に記されるドーピング体系の直接的な影響を受けていると判断した。IAAF委員会はまた、クリシナのいくつかの検体にごまかしがあったことを指摘している」とCAS。
「提訴は認められ、クリシナにはリオ五輪に出場する権利がある。クリシナはロシア国外に定住していることに関連し、基準を満たしているという、IAAFの先の判断は、新たなマクラーレン情報があっても、依然として有効である。さらに、クリシナは当該期間(2014年1月1日以降)のドーピング検査の要件に完全に準拠していることが判明している」とCAS。ロシア・ビヨンドのニュースレター
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