シャラポワに2年の資格停止処分

マリア・シャラポワ=

マリア・シャラポワ=

AP撮影
 テニスのマリア・シャラポワは、禁止薬物メルドニウムを使用したとして、国際テニス連盟(ITF)独立裁定機関から2年間の資格停止処分を科された。シャラポワは、この決定に対して、裁判所で異議申し立てを行う意向を示した。

 「独立裁定機関は私が意図的にドーピングを使用したわけではないことを認めたが、2年の資格停止を決定した。これに対する提訴のため、すぐにスポーツ仲裁裁判所(CAS)に赴く」と本人の声明に記されている。

 「テニス、そして世界最高で最も忠実な私のファンが恋しい。皆からのメッセージ、手紙をすべて読んだし、この苦しい時に応援してもらった。がんばって、早くコートに戻れるように闘う」とシャラポワ。

 資格停止の決定は2016年1月26日に発効した。3月初め、自身のドーピング検体でメルドニウムが発見されたことを発表した。メルドニウムは2016年1月1日から、「世界反ドーピング機関(WADA)」の禁止薬物になっている。

記事全文(露語)

もっと読む:メルドニウム服用で「白」か>>>

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる