ミュンヘン・コミュニケ ロシアは変更に反対

安全保障を話し合う第49回ミュンヘン会議に出席したラブロフ外相は演説台にたち、ロシアはシリア正常化についてのコミュニケに変更を加えることに反対すると明らかにした。外相は、「行動グループ」参加者全員がジュネーブ・コミュニケを誠実に実行していれば、シリアの戦争は終わっていたはずだと述べ、まさにこの目的でロシアは「『行動グループ』が新たな会合の場を持つよう、ずっと提案を続けてきた」と語っている。

ラブロフ外相は「アラブの春のプロセスについては、単純なスキームやスローガンを離れるべき。武力作戦を行使すれば国際政治のカオスを高め、不安定化の波が強まるだけであることをもう認識すべき」と語っている。

12年夏、ジュネーブでは国連安保理常任理事国の外相とシリア周辺国の代表らのいわゆる「行動グループ」が集まり、シリア正常化の原則および臨時政府設立について合意していた。

 

(「ロシアの声」より転載)

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