ロシアの工芸: パヴロフスキー・ポサドのショール

 自然な手触りと色彩に満ちた伝統的なパターンを特徴とするこのアクセサリーは、創作されてから200年以上経つ今でも人気だ。

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 パヴロフスキー・ポサドの街を発祥地とする由緒正しく華やかなショールは、視覚的な「ご馳走」だ。伝統的なロシアのパターンで飾られたショールは、ウール、木綿や絹といった天然繊維で作られている。

 地元の小作農イヴァン・ラブジンが創立したパヴロヴォ・ポサドのショール製作所はこの町を拠点とし、ほぼ2世紀にわたる歴史を誇る。この工房の全盛期は19世紀後半で、ショールはロマノフ皇帝家に納められた。大公妃アレクサンドラ・ペトローヴナは、手工芸品に対し深い愛着を持っていた。

 現在、この工房では、ロシアの職人たちによって築かれ、長きにわたり蓄積された由緒正しい伝統を伝える約800種類のショール、ハンカチーフ、スカーフ、カシュネやテーブルクロスを製造している。これらは伝統的な装飾品とみなされているが、これらのショールは、ロシア人女性の間で依然として人気を維持している。