シリアのパルミラで地雷除去に従事するロシア工兵たち

 ロシアの工兵は、古代シリアの都市パルミラで地雷除去作業を続けている。

 ロシアの工兵は、古代シリアの都市パルミラで地雷除去作業を続けている。

AP通信
 ロシアの戦闘工兵が、ロシアで禁止されているイスラム国 (ISIS) の武装勢力から奪還されたばかりのパルミラで地雷を除去する任務に就くため、シリアに到着した。
 2016年4月1日に撮影されたこの写真では、シリアの南北方向の中間に位置する都市ホムスの中心部で破壊の様子が見受けられる。金曜日には、古代の町パルミラで爆発音が炸裂し、地平線上には荘厳なローマ帝国時代の遺跡の後方で黒い煙が漂っていた。それは、イスラム国の武装団がこの町から逃げ去る前に敷設した何百もの地雷を、シリア軍の専門部隊が慎重に爆発処理していたからである。
 パルミラで地雷を除去する任務に就くため、ロシア人戦闘工兵たちがシリアに到着した。この都市は、ロシア空軍戦闘機の撤退が実施されたにもかかわらず、その威力が発揮された攻撃により、イスラム国武装勢力の手から奪還された。
 テロリストは、多くの貴重な古代の遺跡を破壊し、古代ローマの円形闘技場で公開処刑を実施した。
 彼らは、180ヘクタール以上の面積におよぶ地面から爆破装置を撤去している。
 パルミラで地雷がないかをチェックするロシア人兵士。
 パルミラを解放する作戦は3月中旬に始まった。3月27日、ロシア空軍の支援を受けたシリア軍は、2015年5月にパルミラを占拠したイスラム国の武装勢力からこの都市を解放した。
 古代の町パルミラで見つかった爆発物。イスラム国の戦闘員は、パルミラの遺跡の多くを破壊しただけでなく、長い歴史のある地域や住宅地にまで地雷を敷設した。