ピーターボールドは、人のそばにいるのが大好きで、必ず誰か「自分だけの」人間を見つける。孤独なときにはしょんぼり。人とのコミュニケーションを必要とする猫である。
ピーターボールドは猫学研究者たちの実験的な交配によって生まれた。1990年代の半ば、ドンスコイ・スフィンクスの雄猫アフィノゲン・ミフとオリエンタルショートヘアーの雌猫ラドマ・フォン・ヤゲルホフが掛け合わされ、4匹の仔猫が生まれた。そしてこれがピーターボールドの基となった。ピーターボールドは、2003年に国際猫協会で猫種として認定されている。
ピーターボールドは、細長いくさび形の頭の形とアーモンド型の目、大きな耳が特徴である。ピーターボールドはオリエンタルと並んでシャム猫とも掛け合わされており、その姿はとてもエレガントである。
ドンスコイ・スフィンクスとの違いは、体格が優雅であること、皮膚のしわが少ないこと、そしてはっきりそれと分かる被毛があることである。