ペルミ州(モスクワから1,300㌔に位置する)にあるトレーラー「エクスぺディーツィア」を製造するクラスノカムスク・ロシア・自動車工場が2022年のオリジナルカレンダーを作成した。工場では、撮影のためにロシアのコンテンポラリーダンサーを招いた。そして下着姿のダンサーたちがトレーラーの部品を表現する。
カレンダーの作者は、「想像力を働かせれば、カレンダーのバレリーナたちの体の動きの中に、 A型ドローバー、リアバンパー、サブフレーム、ブラケットなど、トレーラー『エクスペディーツィア』の部品を目にすることができる」と語っている。
カレンダーのそれぞれのページにはQRコードがついており、スマホでスキャンすると、製造されているディーテールの詳しい説明が掲載されているサイトに行くことができる。そこには、何からどのようにして作られているのか、また金属の厚みはどのくらいなのかなどの情報が含まれている。
クラスノカムスキー工場のドミトリー・テプロフ工場長は、「ペルミ州の産業ポテンシャルとバレエ芸術は、まったく相容れない、関係のないもののように思われますが、いずれもペルミ州が世界に誇れるものという共通点があります。そのアイデアがペルミのダンサーたちの柔軟さとパワーによって、実現されました。ダンサーらは自分の身体で、わたしたちのトレーラーの特徴を表現してくれています」と語っている。