モスクワで建設中のザハ・ハディド・アーキテクツ設計による銀行(写真特集)

Skolkovo Resident
 木の形をした円柱、白樺が植えられた冬の庭園、ホテル、数十のレストラン、ヨガスペース・・・。これらすべてが矢を思わせるような近未来的なビルの中に収められている。

 ロシアの公共株式会社ズベルバンクが、モスクワにあるイノベーション・センター「スコルコヴォ」の敷地内にテクノパークを建設している。国際競走入札で勝利したのは、有名なイギリスの建築事務所ザハ・ハディッド・アーキテクツである。

 テクノパークは面積26万6,000平方メートルの10階建ての建物で、立体的な矢の形をしている。中では1万4,000人以上のメンバーが働くことが想定されている。

 ザハ・ザディッド・アーキテクツの作品によく見られる流線型の近未来的な建物の中心には、巨大なガラスの丸屋根がつけられた巨大なアトリウムが作られることになっている。丸屋根を支えるのは、高さ50メートルもある大きな木の円柱である。

 研究や仕事のための場所以外に、建物の中にはカフェとレストランが24店、図書館、ホテル、スポーツジム、ヨガスペースが作られる。しかも休息とレクリエーションのための場所が最上階に設けられ、オフィスの一部と休息のスペースが長いチェーンのように交互に作られる。

 またテクノパークには植物が植えられた冬の庭園が作られる計画。 

 建物のそばには、丸い陽だまりと噴水、楕円形の池のある広場のある散策ゾーンもできる。このプロジェクトは、伝説的な建築家であるザハ・ハディッド本人が参加した最近の作品の一つである。

 テクノパークは2022年に完成予定

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