2022年の新年のプレイリストに入れたいロシアの新しい歌10曲（動画）

1.　ルーシャ・チェボチナ、「モナコの太陽」

　この歌は2021年の最高のヒット曲である。ロシアのティックトック動画のほとんどでこの曲が使われていた。若手歌手のルーシャ・チェボチナは、愛する人がそばにいなければ、必要なものなど何もない、モナコや高級リゾートもいらないと歌う。

わたしにモナコの太陽が必要なのはなぜ？

サントロペの月は何のためにあるの？

あなたの視線が輝いているとき

そばにいなければ意味がない

2.　ハビブ＆ワーニャ・ドミトリエンコ、「ポストカード」

　叶わぬ愛をテーマにした面白おかしい歌。ある男の子が好きな女の子に、別の男の子が言い寄ってきたらどうすればいい？それはもちろん踊るしかない！

男の子がポストカードを運ぶ

女の子は静かに涙を流す

彼は間違っている

もう一度、やり直すチャンスをちょうだい

3.　ガリブリ＆マヴィク、「フェデリコ・フェリーニ」

　この歌を聴くと、絶対にリピートしたくなる。 歌の主人公はイタリアの映画監督のように感じ、オスカーに値する女性への愛を告白する。彼の眼に映る彼女は女神なのだ。 

わたしはフェデリコ・フェリーニ

この女神にオスカーを！

彼女は窓に映るバービー人形のように

映画の主役を演じたがっている

4.　ジャラホフ＆マルクリ　「モーメント」

　全世界があなたの足元にひざまづいているような感覚を知っているだろうか？ これは、人生でもっとも輝く瞬間を味わい、何気ないものの中に素晴らしいものを見出し、暗黒の日にも幸せになれることを知っている人たちについて歌った曲である。

わたしはその瞬間にいる

ときは気づかぬうちに過ぎ去って行く

でもわたしだけのための風が吹くときがある

皆がここには何もないと言ったとしても

太陽はわたしだけのために輝くときが

5.　ダブロ、「時計は00：00」 

　カザン出身の兄弟イワンとミハイル・ザシドケヴィチで結成するバンド「ダブロ」が演奏するソウルフルでやさしい歌。若者が誕生日に、友達と愛する彼女を誘って繰り出す様子が歌われている。

今日は僕の誕生日

また一つ歳をとった

だから友達を集めよう

今日は家にはいるなんて思わないで

時計は00時を指している

6.　NILETTO、「Someone Like You」

　NILETTOの名で知られるエネルギッシュなアーティスト、ダニイル・プリャトコフはロマンティックなダンスナンバーで人気を博している。この曲ではアデルのヒット曲について歌っている。「彼が何をしようと、『Someone Like You』のように彼女は去って行く」。

あんな風に

人間として抱きしめて

理解なんてしたくない

あなたが「Someone Like You」のように

去って行くなんて

7.　HammAli & Navai 、「リトル・バード」 

　片思いの気持ちを歌った曲。女の子は、最後の恋を忘れようとしているが、彼が姿を見せるとすぐに小鳥のように彼の元に飛んで行く。そしてまた泣くことになるのである。

1、2、3・・・

マッチでタバコに火を点けて

アルバムは地面で焼かれていく

ただあなたは鳥のように

彼があなたを呼べば

あなたはまた彼の元へと飛んで行く

8.　ジーマ・ビラン、ジヴェルト「それは愛だった」 

　2000年代に学校のディスコで必ず演奏されていた大ヒット曲のリバイバル。別れを歌った曲だが、ダンスにぴったりである。

悲しむのを許して

涙を拭かせて

2人の間には何もなかった

痛みは今日のうちに消えるとあなたは言うだろう

けれど悲しみは明日にはまた戻ってくる

あれは愛だったから

9.　MIA BOYKA, T-killah - 「花びら」 

　シンガーのマリヤ・ボイコは面白おかしいティックトック動画とアニメのイメージで一躍有名になった。彼女の歌はとても柔らかで、ロシア中のティーンエイジャーに愛されている。ラッパーのT-killahとのデュオ曲は、花びらをちぎりながら、自分の思いが伝わることを祈る恋人たちについて歌われている。

とべ、とべ、花びらよ

西から東へ

北から南へ

そして愛していると伝えて

10.　ワーニャ・ドミトリエンコ、「ヴィーナス・ジュピター」 

　あなたの彼女が金星から来た人で、あなたは木星から来た人ならどうなるだろう。まず、あなたは2人は違う人だと認め、ある日、同じ軌道にたどり着くためにその違いを乗り越えなければならない。

あなたは金星、わたしは木星

あなたはモスクワ、わたしはペテルブルク

どうか息をさせて

あなたは金星、わたしは木星

あなたはモスクワ、わたしはペテルブルク

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