モスクワの新年の装飾(写真特集)

Andrey Nikerichev/Moskva Agency
 毎年、新年が近づくと、モスクワ市は過去のものと競い合うように、美しく街を飾り、モスクワを本物のおとぎ話の世界に変える。色とりどりのライト、キラキラとしたモール、大きなもみの木、そしてお祝いの雰囲気を高めるパビリオンがモスクワのあちこちに登場する。

 モスクワっ子たちはわざわざ赤の広場に出かけたり、中心部を散策したりしない。たいていの場合、仕事や用事で忙しく、街の美しさに気がつかないことすらある。しかし、新年を前にしたこの時期、観光客(今年はコロナ禍で少ないものの)も地元の市民たちも、どんな天候の日でもすっかり姿を変えたモスクワの街を飽くことなく散策している。

 モスクワの河岸通りはシャンパングラスで飾られており、新年前の渋滞に巻き込まれてもそれほど苦にはならない。

 ゴーリキー公園の入り口前には美しく飾られたもみの木の森が作られている。

 街中に飾られている灯りのついたツリー。

 並木通りには様々なアーチが設置され、イルミネーションで飾られている。トヴェルスカヤ通りは光ダイオードのトンネルに。

 街のあちこちに2022の文字が飾られている。数字の「0」の中に入って写真が撮れるようになっているところもある。

 モスクワの広場や公園ではフェスティヴァル「クリスマスへの旅」のスペースが設置されている。

 美しく飾り立てられたもみの木、暖かいミトンやロシアの民芸品などが売られている露店、アイスリンク、無料で楽しめるメリーゴーランドなどもある。

 自撮りやインスタグラムにぴったりなものがあちこちにある。

 ここでは、ピョートル・チャイコフスキーの音楽に乗せた新年の主要なおとぎ話である「くるみ割り人形」の登場人物の気分になれる。しかも、ロシア版のサンタクロースであるジェド・マロースにも会える!

 マネージ広場のもみの木のモールは直径数十メートルに広がっている。これだけ大きなもみの木の下には一体どれだけのプレゼントが入るだろう!

 ボリショイ劇場前の広場には、恒例の大きなボールのオーナメントが飾られている。

 ツム百貨店は建物全体がリボンのついた巨大なプレゼントに。

 もっとも豪華に飾られた新年のマーケットが例年通り、赤の広場に作られている。

 何十もの露店でお土産やプレゼント、グリューワイン、ロシアのストリートフードであるポンチキ(ドーナツ)、プリャニキ(糖蜜菓子)などが売られ、そしてもちろんスケートリンクが作られている。

 子どもたちのための遊びやサプライズもたくさん用意されているが、もちろん大人も楽しめる。

 クレムリンをバックにメリーゴーランドに乗れるときなんて、新年の前の時期以外にあるだろうか?!

 赤の広場のマーケットはこの時期、絶対にはずせない。

 グム百貨店も毎年、念入りな準備で新年のデザインが考案されている。暖を取りに入ったグムで、こんな素晴らしいデコレーションを見ることができる。

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