あるインスタグラムのページではモスクワのいろいろな場所の過去と現在の姿が並べて紹介されている。中には、それが同じところだとはとても思えない場所もある。
歴史に夢中の22歳の写真家、ピョートル・ポスマコフのインスタグラム「nowandthenrussia」にはすでに5万人以上ものフォロワーがいる。19世紀終わりから20世紀始めに撮られた写真と、同じ場所の現在の様子をコラージュした投稿が人気を呼んでいるからである。彼は、建物や道路、人々がどのように変化していったのかをアニーメーション技術を使って見せたりもしている。
クレムリン:1908年と2021年(イリインカ通りからの眺め)
赤の広場: 1913年と2021年
聖ワシリー寺院:1913年と2021年
スレテンカ通り: 1901年と2021年
レビャジー横丁: 1913年と2021年
ヒトロフ横丁: 1900年と2021年
1900年代のポニゾフ屋敷と現在の姿
ヤウザ川にかかるアンドロニコフ高架橋の過去と現在
ノヴィンスキー並木道: 1958年と2021年
ソビエト政権によって破壊された生神女福音大聖堂とその跡に建てられた「建築家の家」
スターリン様式建築のひとつ、外務省ビルの1955年と現在
スモレンスカヤ通り: 1913年と2021年
ザチャチエフスキー修道院: 1920年代と現在
オストジェンカ通りの横丁: 1910年代と現在
スタロサツキー横丁: 1913年と2021年
ミャスニツカヤ通り: 1912年と現在