雪かき、ゴミ掃除、落ち葉掃き、植樹や花壇植え。現在、こうした活動は市政府やエコ活動家の仕事になっているが、ソ連時代は春になると必ず、ほぼ全員、外に出て、家の周り、学校や大学の周りをきれいにするため、こうした勤労奉仕をしなければならなかった。この勤労奉仕は「スボートニク」と呼ばれた。というのも、こうした作業は公式的には休日であった土曜日(スボータ)に行われたからである。
最初、これはボランティアであった。人々は皆の福祉のために熱心に勤労した。作業に参加したくない人たちは、怠け者だと後ろ指をさされた。しかし後に、スボートニクは強制的なものとなり、学校の生徒たちは放課後に学校の周りを清掃しなければならなかった。
最初のスボートニクが始まったのは新たなソ連国家が樹立されたばかりのときで、積極的に宣伝された。1920年4月1日から5月1日にかけてはいわゆる「赤い労働月間」が実施された。
ちなみに、スボートニクは現在も行われているが、かつてのように大規模なものではなく、専ら自発的なものである。
セルゲイ・スハレフ/ パヴェル・スハレフ所蔵
ソフィヤ・ニゾワ=シャブルィキナ、出版社IZOGIZ
イグナトヴィチ / Sputnik
ヴィクトル・ブッラ/ モスクワ・マルチメディア美術館/ モスクワ写真会館
南ウラル国立歴史博物館
ミハイル・スモドル/ 「コストロマの過去」
南ウラル国立歴史博物館
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ワレンチン・フフラエフ/ ワレンチン・フフラエフ所蔵
シホテ・アリンスキー国立生物圏保護区
ウラジーミル・イヴァネツ/ ナタリヤ・ベレゴワ所蔵
フセヴォロド・タラセヴィチ/ モスクワ・マルチメディア美術館/ モスクワ写真会館
ガリーナ・サニコ/ モスクワ・マルチメディア美術館/ モスクワ写真会館
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セルゲイ・スボーチン
Yu. ヴォロノフ/ チェレポヴェツ博物館連合
ニコライ・エキモフ所蔵
フセヴォロド・タラセヴィチ/ モスクワ・マルチメディア美術館/ モスクワ写真会館
ボリス・ウシマイキン
セルゲイ・スハレフ/ パヴェル・スハレフ所蔵
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シャルィポフ=アファナシエフ家所蔵
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