居心地の良い旅を演出してくれる、ロシアの女性車掌15人(写真特集)

Sergei Fadeichev/TASS
 雪のシベリアを鉄道で旅するのは素晴らしい!こんな車掌さんがいてくれるなら、なおさらだ。

 ロシア鉄道は、西端のカリーニングラードから東端のウラジオストクまで、この広大な国の多くの土地を結んでいる。その上最も安価な旅行手段でもあるのだ。旅の間じゅう、旅行者をもてなしてくれる車掌たちを紹介しよう!

 

1. モスクワとサンクトペテルブルクを結ぶサプサン高速鉄道で乗客をもてなしてくれる車掌

 

2. モスクワと南ロシアのロストフ・ナ・ドヌーを結ぶ静かなドン号(ミハイル・ショーロホフの有名な小説にちなんで名が付けられた)の車掌

 

3. モスクワとシンフェローポリを結ぶ新型列車タヴリアの乗客に挨拶する車掌。この列車はケルチ海峡に架けられたクリミア大橋を渡り、始点から終点まで33時間をかけて走り抜ける。

 

4. 金属製ホルダーに入れられたコップで出される紅茶はロシアの鉄道の旅の定番!この素晴らしい伝統は、鉄道が発達した19世紀の終わりに始まり、現在にいたるまで続いている。その理由は、ロシア人が純粋に紅茶が好きであり、列車のテーブルで飲むにはホルダーに入れられた方が安全だからである。

5. 鉄道列車にまつわる面白い伝統をもうひとつ。ロシアの高速鉄道は鳥の名が付けられている。サプサン(ハヤブサ)号はモスクワ―サンクトペテルブルク間及び、モスクワ―ニジニ・ノヴゴロド間を結ぶ。イヴォルガ(コウライウグイス)号はモスクワの通勤列車である。ラーストチカ(ツバメ)号はサンクトペテルブルク―ペトロザヴォーツク間を走り、ソチの通勤列車にも付けられている。この写真のストリシ(アマツバメ)高速列車はモスクワ―ベルリン間を結ぶ。

 

6. サプサン号の車掌はグレイと赤の印象的な制服を身に着けている。

 

7. サンクトペテルブルクからアプハジアの都市スフミへ向かう列車に搭乗する車掌。この列車は2日間かけて目的地に到着する。

 

8. ロシアの車掌の多くは学生である。お金のためだけでなく、この国を出来るだけ見たいという気持ちから働いている。

 

9. カレリアの町ソルタヴァラと帝政ロシア時代に大理石採取場があった山岳公園を結ぶレトロなルスケアラ急行。車掌たちは20世紀初頭の衣裳をまとっている。

 

9. 車掌部屋

 

10. 小さな駅で停車中の車掌

 

11. 北オセチアの車掌

 

12. モスクワからウラジオストクへの鉄道の旅に付き添ってくれる車掌。丸1週間の旅である。

 

13. ウラジオストクからハバロフスクへ行くオーシャン・トレインの乗客をもてなす車掌

 

14. 次の駅に着くのを待つ車掌

 

15. ご乗車ありがとうございます!

付録:

 ロシアでは、女性車掌だけではなく、このようなナイスガイの車掌もいる!

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