すべては第1チャンネルのテレビ番組「結婚しよう」の司会者がインスタグラムにアップした投稿から始まった。この番組は若い男性と女性が3人の候補者の中から、結婚の相手を選ぶというものだが、その番組の司会者が、フォロワーたちに、これまで男性に言われたもっとも嬉しくないお世辞を挙げてほしいと書いたのである。
ユーザーの一人 @kaminarikonさんはこう書いている。「わたしが背が低いのを見て、ある男性が、君って小さいから(車の)トランクに入るねと言ったんです。わたしは答えました。あなたもバラバラにすれば、トランクに入るわねと」。
一方、@Maslova_elena23さんはあるとき、地下鉄の警備員に「あなたの目は牛の目みたいだ」と言われたことがあると話す。実は、その警備員は彼女の長いまつげを褒めるつもりだったことが分かったという。
「君のシワが好きだ」というまったく嬉しくないお世辞を言われたと話すのは @juicy_fruit_elenさん。
ソーシャルネットワークで、ロシアの女性たちは下手なお世辞をこんな風にもシェアしている。
「18歳くらいのとき、わたしがとても気に入っていた男の子に、君の年齢にしてはニキビが少ないねと言われた」とオリガ・コズロワさんはフェイスブックで、同じような質問に答えて、書いている。
アンナ・ウスチノワさんは彼氏に、自分の体のどの部分が一番きれいかと尋ねたことがあるという。
「彼はちょっと考えてから、爪かなと答えたんです」。
最悪のお世辞についての議論はTwitterでもされている。
@karinanoskoovaさんは、彼氏に、前の彼女の香水の香りがすると言われ、同じ香水を1000本買ってあげると言われたと打ち明けている。
「ねえ、君って美術の成績が満点だった?眉がすごく綺麗に描けてる」という酷いお世辞を披露しているのは@vbrosmysleiさん。
「久しぶり。カッコいいスニーカーだね。ちょっと太ったんじゃない?」と言われたことがあるというのは @_VDS_さん。
そして @Supra9805さんはこんな壮大なお世辞を言われたと書いている。「君って母なるロシアみたい。寒くて、広大で、果てしなくて、でも愛さずにはいられない」。