ロシアでは3月末から自己隔離体制に入っている。そしてイタリア人と同様、ロシア人もまたバルコニーをコンサートのステージに変えた。
ミュージシャンのエヴゲニー・グリゴローヴィチがサンクトペテルブルクのバルコニー・フラッシュモブでコンサートを開いた。・・・そして他のアーティストたちもおふざけで参加した。
モスクワの軍アンサンブルが基地の近くにあるマンション群の住民のためにコンサートを開いた。
伝説のミュージシャン、ヴィクトル・ツォイの「春」のカバーの中でも最高の1曲。
これらの歌を聴けば、自己隔離による憂鬱も和らぐ。
南部の都市、クラスノダールでは、地元のアーティストがオペラをも演じた。
スタヴロポリのミュージシャンの1人は隔離生活にサックスの音色を加えた。
隣人たちはあなたにはディスコが必要だと思ったようだ。踊ろう、ロストフ・ナ・ドヌーのみんな!何はともあれ。
ヴィドノエ(モスクワ州)の住宅地では、住民が一体となって、馬と野原を散歩するのもかなわないこの状況についてのソウルフルな歌をうたった。
モスクワのブトヴォの人々は「シャンソン」(キッチュなソ連とロシアのポップ音楽)がお好みのようだ。
しかしながら、こうしたバルコニー・コンサートがうまくいかないときもある・・・