ウラジーミル・プーチンはどんな香り?

Alexey Nikolsky/ Sputnik, Legion Media
 プーチン大統領のお気に入りの香水が何であるかは明らかにされたことはないが、情報筋や香水好きたちはそれぞれ独自の見解を示している。

ベルガモット、ビャクシン、レザー

 香水に関する情報サイトAroma.ruを運営するアンナ・アスカロワは、プーチンのお気に入りの香りは1989年に発売されたヴァンクリーフアンドアーペルの「Tsar」だと言う。アンナによれば、この情報は香水に精通した情報筋にも確認されているとのこと。

 このフレグランスはウッディな香りを特徴とし、トップノートにラヴェンダー、ベルガモット、コリアンダー、ヨモギ、グリーンな香り、そしてミドルにスズラン、カーネーション、バラ、ビャクシンの実、ジャスミン、キャラウェイ、ベースにココナツ、ムスク、パチョリ、サンダルウッド、オークモス、セイヨウスギ、トンカマメ、レザーの香りを持つ。

 アンナは、この香水は現大統領の「責任の香り」だと指摘する。ヴァンクリーフアンドアーペルのファンたちはこの「Tsar」の香りについて、「魅惑的で、夢幻的で、うっとりとさせる刺激的な香り」と描写する。サイトAroma.ruによれば、お値段は1本(100ml)2万ルーブル(およそ35,000円)だが、現在は生産中止となっている。

ジャスミン、サンダルウッド、オークモス

  「エクスプレス・ガゼータ」は情報筋への取材を基に、大統領の好みの香りは1998年に発売されたアムアージュのゴールドマンだと推測する

 トップノートはローズ、フランキンインセンス、スズランの香り、ミドルはアイリスルート、ジャスミン、パチョリの香り、ベースにビャクダン、アンバーグリス、ムスク、セイヨウスギ、オークモスの香りを持つ。

 このパルファムを愛する人たちは「吸い込むと、頭の中に1920年代の風景を呼び起こす。最高のオシャレやアール・デコ調の豪華なインテリア、シャンパン、ジャズなど、あの時代に特徴的なものを思い出させる香り」と評する。アムアージュのゴールドマンは前述のTsarに較べればやや価格は抑えめで、7,600ルーブル(およそ13,000円)。

「 メタルの清涼感の香り」

プーチン夫妻、ノボオガレボにある大統領公邸にて

 2006年に「モスコフスキー・コムソモーレツ」は香水調合師のジャンナ・グラトコワとのインタビューを掲載したが、その中でグラトコワさんはウラジーミル・プーチン大統領だけでなく、リュドミラ元夫人のためにも調合したことがあると述べている。

 グラトコワは、リュドミラ元夫人はローズの香りが好きで、とくにジャスミンとイランイランを加えた香水が好きだと断言する。リュドミラ元夫人はグラトコワが調合した香りを気に入り、大統領のためのオーデコロンも調合してほしいと頼んだ。

 プーチン大統領のためにグラトコワが選んだのは「メタルの清涼感があり、刺激的でダイナミックで、ビャクダンとセイヨウスギの温かい息づかい、それにベチバーの煙りと高級なレザーを合わせた香り」を調合した。香水のボトルは古い霧吹きのような形をしていて、古い櫃のような形の箱に収められた。

 「噂で、プーチン大統領は首脳との階段の前にわたしの香水を使っていると聞きました」とグラトコワは述べた。しかしグラトコワが実際に大統領一家の個人的な調合師だったかどうかについては、公認も否定もされていない。

カシスとスプルースバルサム

 2016年初旬、ベラルーシの香水調合師ウラジスラフ・レクノフはウラジーミル・プーチン大統領に捧げる香水Leaders Number Oneを売り出した。

 販売されたのはわずか1,000本で、それらはモスクワ中心部のグム百貨店で取り扱われた。プレゼント用の木箱に入った香水1瓶(100ml)が19,000ルーブル(およそ33,000円)、木箱なしのものも最初は10,000ルーブル(およそ17,000円)を下回っていた。

 トップノートはベルガモット、レモン、カシス、ミドルはセイヨウスギとスプルースバルサム、そしてベースがムスク、トンカマメの香り。そしてボトルには大統領の横顔が描かれていた。

 後にドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、ボトルに使用されているプーチン大統領の肖像画は何の承認を受けておらず、大統領はこの香りにはなんの関係もないと明言した

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