現代のロシアのガレージの中は・・・(ネタバレ:超カッコいい!)(写真特集)

Oksana Ozgur
 一見、みすぼらしく見えるガレージ。しかし実はホームバーだったり、鳩小屋だったりするのである。

 ロシアのナディム(モスクワから3,129キロに位置するヤマル半島)出身の写真家オクサナ・イオズギュルは自らのプロジェクトの中で、自動車を保管するよりも遥かに重要な休暇の場所が置かれているロシア北方のガレージがどのようなものかを撮影し、紹介している。

 「わたしは90年代に、ツンドラ地帯にある人口1,000人ほどの小さな村に生まれ育ちました。その村にあった娯楽といえば、文化会館、スケートリンク、子どものための音楽学校、体育館だけでした」とイオズギュルは回想する。

 「大人たちは休暇に変化をつけようと自分たちで色々と考えていました。ガレージはほぼすべての人が持っており、人々はガレージで集まり、シャシリク(バーベキュー)をしたり、友人たちとおしゃべりしたり、「自然を楽しんだり」、日常生活に変化を加えたりしたものです」。

 最初は自動車の周りに丸イスやカセットデッキを置くだけだったのだが、お楽しみの場所は次第に大きくなっていき、ガレージ内での重要な機能を果たすようになっていった。

 イオズギュルによれば、ガレージの改造は、北方に暮らす人々にとっての新しい娯楽になっている。

 「最初、地元の人々は自分の自動車のボンネットの中を触っていただけだったのが、今ではガレージに暖炉やバーニャ(ロシア式サウナ)があったりするんです。それぞれのガレージに所有者の特徴が感じられます。すべて心を込めて、愛情を持って作られたものです。ときには家よりも快適なガレージがあるほどです」とイオズギュルは強調する。

ロシア北方の典型的な共同ガレージ。

バーとホームシアターと化したガレージ。1階にはさらに客間がある。ここにはすでに自動車はない。
ガレージが地元のバイク同好会の集会所に。

地元のミュージシャンたちのリハーサル会場。2階に位置している。将来的にはバーニャ、それから暖炉とバーを備えた休憩スペースが作られることになっている。自動車は1階に置かれている。

3階建てのガレージにあるビリヤードが置かれたゲストルーム。こちらのガレージにも、バーニャ、キッチン、寝室がある。所有者は屋根への出口を作る計画だ。
3階建てのガレージの寝室
3階建てのガレージのキッチン

1階建てのガレージ2つに地元の新聞の印刷所がある。
ある創作好きのガレージ。
広さ5×6メートルの典型的なガレージにある休暇スペース。
友人を迎えるための休息の場。
ガレージが録音スタジオに。

ごく普通のガレージで作られた鳩小屋。1階には鳩の檻があり、2階に手作りの巣箱がある。ガレージから屋根に出ることができる作りになっている。撮影が行われたとき、鳩小屋にはおよそ150羽の鳩がいた。
装飾芸術家のガレージ。すべてハンドメイド。

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